言語類型論とか語順とか
ジョーゼフ・グリーンバーグという言語学者が言語の分類をかなり斬新にしたらしい。
語順による分類などもなるほどという感じ。
SOV型(世界の50%),SVO型(40%),VSO型(10%),VOS型、OVS型、OSV型。
日本語はSOV型で、ドイツ語、アルタイ諸語、インドイランと同型。
いろいろ詳しく論じられているのだが、ドイツ語と日本語が同型だなんて枢軸語族ですかと思ったが、ドイツ語はSOV型のV2語順(動詞第二位)と分析され、V2のため平叙文では一見、SVOとなるとのこと。
さらに、中国語はSVO型だが、現代の北方語はアルタイの影響でSOV型の特徴が多いとのこと。
…どっちでもあるということか?
まあ、学説はさぞたいへん難解なのだろうが、語順というのは、考えてみれば、無茶苦茶重要な言語の要素だ。
こまごまとした文法もあるが、語順と語彙で、大方通じるのではないか。音韻もあるが。
…
中国語とマレー語でも勉強しようかと思う。