空飛ぶスパゲッティ・モンスター教

空飛ぶスパゲッティ・モンスター教 (Flying Spaghetti Monsterism FSMism パスタファリアニズム)はオレゴン州立大学物理科の卒業生のボビー・ヘンダーソンが創始したパロディカルト。

主な教義は、

・宇宙は空飛ぶスパゲッティ・モンスターによって創造された。
・最初に創造したものは、山、木々、小人一人だった。
・すべての証拠が、進化はモンスターのヌードル触手によって推進されたことを示している。
地球温暖化、大地震、ハリケーンや他の自然災害は1800年代に始まる海賊の数の減少の直接的な結果である。
ボビー・ヘンダーソンがこの宗教の「預言者」である。
・信者は海賊の衣装を着る。
・彼らが信仰する偉大なるヌードルと同様、空飛ぶスパゲッティ・モンスター教徒は家族倫理を共有している。
・宗教的な祭日は毎金曜日。
・天国にはストリッパー工場とビール火山が約束されている。
・祈るとき、「アーメン」の代わりに「ラーメン」と言う。

などとのこと。

http://www.venganza.org/

http://www.venganza.org/sightings/index.htm


このフライングスパゲッティモンスター教の経緯は、


2005年にカンザス教育委員会で、公教育において進化論に批判的な「インテリジェント・デザイン」と呼ばれる創造科学(ID説)の立場も教えなければいけないという決定がなされる予定である。ID説は「知的設計論」あるいは「知的デザイン論」という意味で、公教育で宗教を教えることが禁じられた創造論者によって持ち出された理論であり、直接「造物主たる神」と表現するかわりに「ある高度な知性」などの表現を用いてそれが人間やあらゆる生物など森羅万象を設計したと論じるものである。これに抗議するために、ボビー・ヘンダーソンが公開質問状で概略を示して、創造論の一部として空飛ぶスパゲッティ・モンスターについても公立高校で教えることを提案した。その後、広まって、インターネット上のミームとなった。


というもの。

ウィキペディアによる。

こういうの、本当に、私は好きである。