2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

イマージュオペラ>>モノブロック<<「この懐かしき蒸気」

イマージュオペラ>>モノブロック<<「この懐かしき蒸気」@planB、無事(?)、上演が遂行された。 ああ、曽我さんの技術に、単純に痺れました。なにもかもが奇蹟のように思われたほど、特に、照明のタイミング等、その確かな職人以上の技術はすばらしか…

ダンス、世界、死

今日は麻布dpで稽古。曽我さんとのセッション。2時に集まり、3時間、会話をしたあと、打ち合わせなしの完全即興。1時間20分。久々、無心に踊れた。思えば、こうして、集中して踊るのも、一年半振りくらいか。大袈裟か。いろいろクリアになってきていた…

クロソウスキー「ニーチェと悪循環」

##「欲動の記号論の起源としての病的諸状態」 「すみやかな、痙攣的な死の想念」p49 直立姿勢/頭部:バタイユ 意味は、直立姿勢から出発して、上/下/前/後といった基準に従って形成される。66 バタイユ「足の親指」 意識が隠蔽せざるをえない真正なる与…

爪の歴史

今日はplanBにて稽古。構成をまったく変える。曽我さんの話しもあいかわらず相当おもしろい。 そうですね、私はもっと絶対的に肯定しなくてはなりません。いままで、長い間、私は自身を否定作用に委ね過ぎた。私は束縛されていた。なにかに支配されていたし…

ニーチェ/クロソウスキー

ああ、ニーチェ先生!!いやいや、クロソウスキー先生というべきだ。昨日からピエール・クロソウスキーの「ニーチェと悪循環」を持ち歩き、電車のなかや喫茶店やそば屋やホームで読んでいる。すばらしい。本番3日前なのに、これだけ面白く興奮させられると…

オートビオグラフィア

いまが朝かどうかわからないまま、麻布へ向かう。行きしなにフランクフルト・ハウプトバーンホーフに始まる、ドイツ滞在のことを思い出す。フランクフルトは相当私の気に入った町だ。さすがクライストを産んだ町、なんていまのフランクフルトはもうそんな「…

部屋について

今日は、direct maleの製作。本番4日前の。あほである。しかし出さないよりは出した方がましだろうということで。何十枚も一気に作ってると、時間の感覚がなくなる。時間感覚の麻痺は、他の作業でも、たとえば読書とか、議論とか、アルコールとか、稽古とか…

シェリングの肖像写真

五反田でマーボードーフ。本屋で、ベンヤミン「写真小史」ISBN:4480084193、牧野信一「ゼーロン・淡雪」ISBN:4003112814。 いずれも前々より買おうと思ってたもの。とくに前者は、そういえばシェリングの恐い肖像写真が入ってたはずだとページをめくったら、…

ヴァリエーション

スタジオに着く前、電車のなかでユリイカのデュラス特集をぱらぱら読んでいたら、デュラスと音楽について触れたエッセイがあった。デュラスの翻訳をやってらっしゃる田中倫郎さんの「風を追うデュラス」である。その音楽との関係というのは、新保祐司氏の「…

本日よりはてな日記使用開始

当たり前であるが、毎日むにゃむにゃいろんなことを考えている。それをいちいちメモするわけにもいかず、今日よりはてなダイアリーを使うことにした。備忘録として。今日はイマージュオペラ>>ロマンティック 先日、>>モノブロック ようは音楽理論というか、…

「この懐かしき蒸気」告知

告知文より。 おかげさまで無事「マーカイム」を上演することができました。当然至らない所も多く、また殺害行為という主題が大変私にとって興味深いものであったこともあったので、いずれ機会を待って再演に運びたいと考えております。 さて、イマージュオ…

イマージュオペラ>>モノブロック<<「マーカイム」

夏の熱気と秋の冷気がいったりきたりしているように私には感じられますが、 みなさまはいかがおすごしでしょうか? さて、イマージュオペラの次回公演の案内をお知らせいたします。 今回は脇川のソロで、イマージュオペラ>>モノブロック 「ジキルと博士とハ…