2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

理論、プロット、線について

明日のリハでブロックシーンを構築しなくちゃならない。整理、確認。 今日は朝方までaと議論。理論とはなにか。いわゆる理論とは、いうなれば観照理論。テオリーの語源が観照するというテオリアで、うんぬん。それに対し、実作の理論というものもある。実践…

ガリンベルティ

ウンベルト・ガリンベルティ「七つの大罪と新しい悪徳」 自分の現在の関心とリンクしまくってる本を発見。 マンデヴィル。「蜂の寓話」を以前売却したことにきづき、また愕然。本はよっぽどじゃない限り、手放してはだめだ。とくに、古典系は。まさかもう再…

ルイジ・ノーノ

ルイジ・ノーノ「愛に満ちた偉大なる太陽のもとで」。 一年以上、欲しいが高い、高いが聞きたいとかって逡巡つづけ、購入。

リハ、ピエールさんとの打ち合わせとかでバタバタ。フランンケンズがすでに終わっていたことに気付いて愕然。メモ帳代わりにブログとかって思って使ってたけど、あたりまえ、メモ帳に書いておかないと忘れる(笑)。まったく、うかつな話。

田中泯の空間呼吸

たぶん、ネットだけの宣伝なのに、すごいひとであった。で、長い暗転のなか、かのオーヴェルニュの歌(だったと思う。舞踏の聖歌。)が流れる。黒い紙が半円筒形状に、舞台を包んでいる(というか、どう記述すればいいのか、分からない。こういう記述も、ま…

ロメールII

いま、いきなり、aから、ロメールの「緑の光線」がなぜ好きなのか、いかに男のひとは、あれを楽しむのか、と聞かれ、豊かな滋味というか、なんというか、「かわいい」(笑)んだもんね。ああいう物語りの快楽、王道中の王道、うーむ、あれを論じろというのか…

ANGST!

グラス行きたいが、この値段だと行けず、CDを買うことを優先することになる。というか、購入したくていまだ購入していないCDが、無数にある。それにしても、どうしたらいいのだろう。とは、10代のころから悩みながら、時が過ぎて行った。結局、CD購入は、…

フィリップ・グラス来日

シネマ・コンサート http://www.conversation.co.jp/ 5/26 コクトー「美女と野獣」 作曲:フィリップ・グラス(コクトー「美女と野獣」に基づくオペラ) 5/27 トッド・ブラウニング「魔人ドラキュラ」 作曲:フィリップ・グラス(ユニバーサル・モンスター・…

希望

再三の言及であるが、これもゴダールの「映画史」にその映像が引用されていた。数年前、「映画史」体験の興奮さめやらぬまま、ヴィデオで見た。たしか吉祥寺のレンタルヴィデオ屋に、奇跡的に置いてあった。あそこ、奇妙なことに、デュラスの「インディア・…

「映画心理学素描」

マルロー。集英社世界文学全集、昭和44年刊、所収。

マルロー

ゴダールがマルローが大好きで、以前よりなんとなく気になっていた。ウィキペディアによれば、 アンドレ・マルローAndre Malraux(1901-1976)。1901年11月3日生。 両親は子供のころに離婚、パリ近郊のボンディで母親と祖母に育てられた。父は1930年に自殺。 …

カール=ハインツ・シュトックハウゼン来日

シュトックハウゼンが来日する。http://www.arion-edo.org/home/index.jsp 6/24-26@アートスフィア 23日にレクチャー&デモンストレーション 「リヒト=ビルダー」「コンタクテ」「少年の歌」などが演奏される予定。 9・11の時には、派手な発言で、一時はど…

リチャード・フォアマン

http://www.ontological.com/index.html the gods are pounding my head!が4/24まで延長。 ああ、見たい。 新宿パークタワーでなく、セントマークスチャーチで見ないといけない。考えてみれば、フォアマンもけっこうな年だ。うかうかしてると、見れなくなっ…

マルローの黒ガラス的否定性

ゴダール&ミエヴィル

そのあと、新文芸座で、ジャン=リュック・ゴダール&アンヌ=マリー・ミエヴィルの「右側に気をつけろsoigne ta droite」「勝手に逃げろ/人生sauve qui peut(la vie)」「こことよそici et ailleurs」「うまくいってる?comment ca va」。ヴィデオで見たき…

フランク・カストルフ/ベルリン・フォルクスビューネ「終着駅アメリカendstation amerika」

@世田谷パブリックシアター http://d.hatena.ne.jp/kairiw/200502222時間40分。歌舞伎のような「大舞台」という印象。いままでヴィデオ上映会でカストルフの作品は二回ほど見て来たわけだが、生では初めて。いろいろなことがより分かる。ハイナー・ミュラ…

王道/カストルフ、ゴダール

田中泯 「中間に恋あり」

田中泯 独舞「中間に恋あり」Min Tanaka Solo Dance ”Love Arising In-between” 日時 3月28日 月曜日 場所 東京中野Plan-B http://www.i10x.com/planb/link.html (丸ノ内線中野富士見町駅徒歩7分) 時間 開演20:00(開場19:30) 予約¥2000/当…

テアトロ・マクナイマ ダンス公演「カルメン・ミランダ 大野一雄へのオマージュ」

ブラジル・サンパウロを拠点に活動する現代演劇のリーディングカンパニー、テアトロ・マクナイマ。 1999年「トロイアの女」から5年ぶりの来日。 演出・振付 アントゥネス・フィーリョ 技術監督 エリザベッチ・アシオリ 美術 J.C.セローニ 出演 アリエッタ・…

ブラジルのマクナイマ

immigrant song

劇団解体社の三部作「制御系 anti-narcissism」 1.生贄ーの準備2.24[Thu]25[Fri]26[Sat]2.的な人体 3.17[Thu]18[Fri]19[Sat]3.のウィルス 3.24[Thu]25[Fri]26[Sat] http://d.hatena.ne.jp/kairiw/20050227の最終作「<不死>のウィルス」を見に行く。こうい…

サファー・ファテイ

サファー・ファテイさんが来る。http://www.ifjtokyo.or.jp/culture/conference_j.html#1604より。 ◎サファー・ファティー朗読 「ORDALIE : TERREUR」 4月14日(木)19時 @東京日仏学院 メディアテーク 入場無料 通訳つき(朗読はフランス語のみ)テキスト …

DA・Mも無事終了。みなさまおつかれさまでした&ありがとうございました。 aが豆乳花トールーファを買って来た。デザート用の豆腐みたいな、豆乳トーフかなにか知らないけど、はじめて食べた。不思議というか、豆乳の味というか、あっさりしているというか、…

HUMAN/HUWOMANISM

DA・M二日目。風邪も乗り越え、爪にも耐え、万事快調とMくんにいわれ(笑)、とにかく、やってて楽しい舞台である。kさん、wさん、新さん、uさん、sさん、eさん、iさん、sさん、べー、yさん、sさん,Nさん…って、大量のひとの名前、イニシャルにすると、だれ…

意志…ファシスト美学…ダンディ

ダム通し。というかゲネプロ。風邪のおかげでちょい抑制したのか、関係、空間が以前より見えた。 oさんが、昨日、舞台を、山の稜線に喩えた。光りひとつで、ごくわずかなことで、大きく見え方が変わる。 影と光りのように。aがやっと病院に行った。tさん、n…

風邪。ヌバII

DA・M本番まであと二日。連日、リハ/調整/仕込みのため、時間感覚が消えている。日記もこんなにつけていなかったっけ?という感じである。しかも阿呆なことに、風邪をひいてしまった。はじめは、のどだった。いつものように、ほっといた。二日目、やばいか…

Matthew Hodgart

DA・M通し。三人ヴァージョンはこれが最初で最後となる。明日には、香港勢が来る。nさん、美術のy,yさん、a、came. oさんたちが20年間のいきつけの居酒屋に行く。膨大な言語量あるいは発話量。 酒が舌を回すのを手伝う。oさんが院卒だったとは。しかも社会…

encounter

イマオペ「油田」リハ。DA・Mのリハ大詰めの隙間を縫う、まあ、超過密である。一生懸命、やるしかありませんが。それで、ようやくレールが敷かれた感がある。基礎構造がその姿を見せてきた。このままのテンションで進めば、今回、大傑作になる(笑)だろうに…

笑いのアナーキズム(?)

石岡良治さんの論文http://www.seidosha.co.jp/eureka/200502/ で、おおひなたごう という作家を知る。面白い。 aも、おばけを気に入った。はがれていくのが。ギャグマンガといえば、ぼくもaも、マカロニほうれん荘 の衝撃を受けて、今日に至っている。 山上…

ヌバ

レニ・リーフェンシュタール「ヌバ」新潮文庫。絶版。980円。阿佐ヶ谷銀星堂にて。さすがに、インパクトのある写真である。 ヘミングウェイの「アフリカの緑の丘」に導かれたという。ヘミングウェイもアフリカ好きだった。 リーフェンスタールはナチプロ…