2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

アリストパネス『アカルナイの人々』

本日、杉浦さんのアリストパネス『アカルナイの人々』を読み合いました。アリストパネスのモンティパイソンいや、鴨川つばめ的な悪ふざけ振りはすさまじいものでした。 ラブレー、サド、ブレヒト、ジュネ、パゾリーニ、土方巽、赤塚不二夫、唐十郎、リチャー…

ワークショップ・プラトン『国家』を読む

ワークショップを下記の要領でTAGATS/フォーラムで開きます。 題材は古代ギリシアの哲学者プラトンの『国家』です。 NHKで話題のハーバード大学政治哲学教授マイケル・サンデル氏も、このプラトンの傑作を読むことからそのキャリアをスタートさせました。 正…

勉学遊戯(死亡遊戯としての)

イタリアの哲学者ジョルジョ・アガンベンの文体は緊密で圧縮されたものだが、それは直接指導を受けたハイデガーとそしてなにより氏がイタリア語版全集監修者を務めるほど入れ込んだベンヤミンによるのだろう。一読して幻惑するような華麗な文体のバロキズム…