2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

バートルビー

メルヴィルの傑作「バートルビー」についての面白いエントリー。http://d.hatena.ne.jp/matsuiism/20060130

音楽

四月に上演する予定の小作品では、音楽ないし音楽性について考える機会としたいと思っていた。しかしなかなか問題構成ができず、かといって、テーマなしに踊るのも退屈だなあとボヤボヤしていた。だが、このミメーシス問題は図らずしてそのテーマとなるもの…

哲学と詩の争い:ホメロスとプラトン

それはいいとして、しかしなぜプラトンは詩人追放論=ミメーシス批判を行ったのだろうか。これについては、岩波文庫版「国家」に収められた訳者藤沢令夫氏による補注でプラトン研究史をふまえた詳細な解説が便利である。(「いわゆる「詩人追放論」について…

ブレヒト・アリストテレス・プラトン

その印象はその後更新されないままだったが、yさんとのやりとりのなかで、「国家」を読み直したところ、なるほど「正しさ=正義=真理」というプロブレマティックのなかでミメーシスが批判されていて、これはブレヒトに近いのではないかと、その時、書き込…

プラトンとミメーシス

昨日のエントリー「自然と模倣」についてのコメントで、Zndonくんとmmmmmmmmくんのおふた方のおかげでプラトンへと向かう道が開かれた。感謝。 ミメーシス(模倣)といえば、アリストテレスの「詩学」もさることながら、なによりプラトンの「国家」でのミメ…

TWIN PEAKS/ FIRE WALK WITH ME:近親相姦

ブクオフにあったので、購入。見たものとばかり思ってたら、見ていなかった。すげえ面白い。傑作。 テレビシリーズは全編見ていないので分からないが、この「FIRE WALK WITH ME」が一応、ローラ・パーマー事件の真実=結論を描いたものとされているから、そ…

自然と模倣

桃花村の「重力と愉快」がとにかくまったく面白くなく、いままでの桃花村の舞台を見てきた中で、最低だったのだが、その理由は丁寧に分析してみたいとも思うが、備忘もかねてとりあえず思いつく書くと、紐によるフレームというのがあまりにステレオタイプだ…

ホテル・ルワンダ

見に行かないと。備忘。http://www.hotelrwanda.jp/

ドイツ国家学:シュタイン

同じ著者による。 これは図書館で。

文明史のなかの明治憲法

これも検討中。

言論統制:鈴木庫三

「小ヒムラー」と呼ばれた情報官について。購入検討中。 カントとかフィヒテを読んでいたらしい。 ヘーゲルの国家論読んでならわかるが、カント を読んで、言論弾圧することが、いかにできるのか? 戸坂潤や三木清を監禁殺害することがどうしてできるのか?

構成要件・違法性・責任

Wikipedia→http://ja.wikipedia.org/、「犯罪」の項目より。

犯罪構成要件の理論

http://www.yuhikaku.co.jp/shosai/20c50/21.html

パブリックフォーラム

http://www5a.biglobe.ne.jp/~kaisunao/seminar/407semi-publicforum.htmビラ撒き問題に関するひとつのトピックとしてのパブリックフォーラム論。早稲田大学はこの意味で、大学がパブリックフォーラムではないと主張したということになる。 むろん、この自己…

「お家に帰りなさい」といわれたんだぞ!

http://d.hatena.ne.jp/using_pleasure/20060122より。 http://wasedadetaiho.web.fc2.com/i/news.htm かわいいとしかいえないwこの英文学教授は、「トリストラム・シャンディ」で有名なロレンス・スターンの研究者のようだ。 http://www.f.waseda.jp/fando1…

ル・クレジオ来日

フランスアヴァンギャルドの泰斗ル・クレジオが来日します。仕事で行けなくて残念。 約40年ぶりに来日するフランスの作家ル・クレジオを迎え、東京外国語大学でシンポジウムが開催される。 ◎「ル・クレジオの群島:モロッコ、マスカレーニュ、メキシコ」 200…

法と道徳

刑法総論と憲法についての本をぱらぱら見ると、いろいろ感慨深い。 刑法の基本概念である構成要件の理論、違法性の理論、責任の理論とか、行為の理論とか、法解釈のスキームを巡るものは、たしかに朦朧としてくる。なんで「構成要件」とかいう術語になってる…

火星文

というのもあるらしい。 http://scrapbook.ameba.jp/mandarin_book/entry-10005543415.html

orz

台湾の大学共通入試問題に「Orz」という語=文字が使用されたという。 http://d.hatena.ne.jp/sugio/20060123 http://chinese.g.hatena.ne.jp/buttw/20060122/p1 http://chinese.g.hatena.ne.jp/buttw/20060124/p1いやー面白いですねえ。また、

表現の自由と知る権利

ウィキペディアによればhttp://ja.wikipedia.org/wiki/、表現の自由という国民の権利より派生する権利として、知る権利がある。知る権利については、現在、憲法への明記が検討されている。

立川反戦ビラ事件

http://www4.ocn.ne.jp/~tentmura/seimei4.htmlより。 ◆立川反戦ビラ事件の被告人らの無罪を訴える法学者声明 2005年12月9日、東京高等裁判所(中川武隆裁判長)は、いわゆる「立川反戦ビラ事件」の3人の被告人(以下、「被告人ら」)に対して、罰金10万円な…

法におけるプライオリティ

最高法規である憲法によって守られる権利と、刑法とが衝突している。しかし、プライオリティ(優先性)の観点からして、憲法にプライオリティがある。 この件については、立川ビラ撒き事件でも同様の事態である。 すなわち、ビラ撒きという表現行為の法的根…

表現の自由を巡る法律系:早大ビラ撒き逮捕事件に寄せて

当局の法的根拠は、さしあたっては以下の法だろう。 http://www.ron.gr.jp/law/ ■刑法第十二章 住居を侵す罪(住居侵入等) 第百三十条 正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわら…

正月以来、エントリーを更新していないのは、いまシャッフルしているからである。しかしこのままだと、2006年一月の記録が紛失する。それ自体はどうでもいいことなのだが、すこしあらためて文章練習もかねて、ポツポツ書いていこう。 更新されない他の理由は…

高橋悠治×笠井叡

高橋悠治piano × 笠井叡dance 「透明迷宮」ひたすらめぐる音と翔る身体(高橋悠治) 高橋悠治は、まさに一つの迷宮だ(笠井叡)2006年1月26日(木)19:30 (会場19:00)於 国分寺市いずみホール(JR西国分寺駅前) 入場料 1500円 (全…

{days]賀正/坩堝

あけおめことよろ。 小屋を「海」(by a)に変えたあと、yさんと芝増上 寺、東京タワーw けっこうすごいひと。おみくじ は吉大勢運とあり、ときくれば枯木とみえしやまか げのさくらも花のさきにおいつつ、とある。甘酒う ま。食材を買って朝帰宅。 弟にsweet…