2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ヘミングウェイとパウンド

ヘミングウェイ「移動祝祭日A Moveable Feast」に、パウンドとフェンシング、ボクシング、阿片…についての記述あり。 移動祝祭日 (同時代ライブラリー)作者: ヘミングウェイ,福田陸太郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1990/07/13メディア: 単行本(ソフト…

ベーコン、肉について

「肉欲に酔う、ただそれだけ」フランシス・ベーコン(『肉への慈悲』筑摩)シャンパン、ワイン。 「毎日鏡を見るたび、そこでは死がうごめいている」コクトーの言葉をベーコンは好んでいたという。…あらゆる同一化の権力の鉾先は、生を引き裂く。その現実の…

ルネ・シェレール「歓待のユートピアZEUS HOSPITALIER」歓待のユートピア―歓待神(ゼウス)礼讃作者: ルネシェレール,Ren´e Sch´erer,安川慶治出版社/メーカー: 現代企画室発売日: 1996/10/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (9件) を見る

第七章「行きずりの客:パゾリーニ『テオレマ』」 1.ヤハヴェの複合体 2.望ましき異邦人 3.MI HAI SEDOTTO,DIO 神よ、あなたはわたしを誘惑された 4.射影幾何学 5.IN QUELLA LUCE OSCURA この暗い光のなかで 6.自己の空虚 1':フィロン。グノーシスの寓意主義…

「旧約聖書:創世記GENESIS」

アブラハム、ロト、サラ…ハガル ソドム。ソドミー:男色について。 イサク、イシュマエル、 ヤコブ、 ヨセフ、Imago Dei 神の像アダーマー=土、アーダーム=人原因譚Aetiologie,aetiology→

ソドミー,Imago Dei 

ダム。 会話について。 時間の海のなかから引っ張る、吊るすもの。 窓を開く。窓について。 小さな生。 新たな生。 ノート化について。

ドライヤー「ゲアトルーズ」

ドライヤー「ゲアトルーズ」たまセンター。 遅刻して、20分だけ。でも十分、楽しめた。 中微速?の身振り、固定ショット、蝋燭を消す、手を振る、閉じられたドアと小机のラストシーンの美しさ。またいつか観よう。 たまセンターの空間の寸法サイズ、ゆった…

バディウ

バディウ「聖パウロ」。 「共産主義者による長きにわたる独裁の経験は、将来、つぎのことを証明するにあたって功績があったとされることだろう…すなわち、ただレーニンと毛沢東だけが、一般的等価物のリベラルな功績の数々、あるいは商業的交通の民主主義的…

実存、知、…subject,sujet…

死、絶対的休息。隷従について。支配欲動。いろいろ。 稽古。 うーむ、また実存的問題に絡められる。 踊りをやる。踊りは好きだ。だが、それだけだったら、稽古してればいいだけの話し。 公演=上演とは、第三者にむけての「発表」である。 好きだから、と無…

「油田」リハーサル

イマージュオペラ>>コントラーアタック 今回はそれなりに準備していたというか、いままでの、ハイナー・ミュラー「トラクター」を素材にした「トラクトアTRAKTOR/トロープス」ゲルマーニア ベルリンの死―ハイナ・ミュラーの歴史を待つ戯曲集 (シリーズ現代ド…

言語の未来は夜、花開く

眼精痛でか、疲労が蓄積したのか、舌が腫れたり、ひとに言えないところがつったり、とにかく、からだが、おかしくて、大変だった。肩凝りも、最近はなかったのだが、凝ってる。 本の整理から来る疲れだったかもしれない。とりあえず、ほとんどかたづいたので…

人類学的真正性、神

ビール飲んで、ほやほやしている。本を整理しながら、ぱらぱら読んで、へえとか思ったり、そうかこんな本もあったかとか思いながら、つまり本いじりを肴に、酒飲むことが、ぼくはたぶん、一番好きな、至福の時だ。元来、ぼくはそういうひとだ。本当は、踊り…

アメリカ的身体

ダムリハーサル。濃密となってきました。 昨日は、ビーバー「戦闘バッターリヤ」アーノンクール指揮 セゼリア・エヴォラ「サン・ヴィセンテ」今日:アラン・バデュウ「聖パウロ」 パゾリーニ関連で、どうしてもパウロのことが気になってしまって。 ドゥルー…

ヴィットリーニ

ヴィットリーニ。「政治と文化」「わたしはイデオロギー的な契機から共産党に入党したわけではありません… 入党したときは、マルクス、レーニン、あるいはスターリンのわずか一冊の著作さえも読みうる状態にはまだいなかったのです…わたしは大学での教育とい…

豚骨、東アジアの帝国主義//パゾリーニと過去の力

「油田」打ち合わせ。スケジュール、超、厳しい。しかし、これが「条件」だ。 稽古がそもそも、できないということ。 本来なら、それだったら、上演をとりやめるべきなのだろう。 しかし、それはフェス側に迷惑をかけることになるので、できない。 もちろん…

人間、身体、言語

石油について、ネットで調べる。石油って、古代の有機物の残骸死骸なようだ。 石油がエネルギーとして利用されたのは、とかいうことは、その手の本を見た方がいい。石油と人類。 泥炭田。砂の下、泥の下、黒い油、マグマ。 大地をひっくりかえす。大地の内臓…

サブライムシガレット

DA・M三日目。出来事について。input/black box/outputあやはらcameアンゼルム・キーファー。移動中。ダムについても、膨大に書くこと、あるし、また、 「油田」のアイデアも、ぼろぼろ出て来た。アイデアは、なぜか、出てくる。 大橋さんは、内容のアイデア…

世界はもはや私を求めない、そしてそのことを知らない。

DA・M、稽古二日目。輪郭形成。無駄がない。すごい。いやー、ほんと、大橋さんにもいったけど、すごいっすよ。小さな生。6時で終わったので、神楽坂へ行けた。おにぎりやで食う。新人シリーズ。 びよさん。みなさんと会う。真壁さんも、パゾリーニには思い…

DA・Mの初稽古

すごいすごい。 メモは数ページに渡る。 出来事、あるいはシステム…について。 分節化 方法的アナーキー?いやちがう。 理系? 聡明さ明晰と蒙昧 蒙昧派 文体混合…イマージュオペラ規則について。クリプキーウィトゲンシュタイン:課題。

パスカル「パンセ」

1。幾何学的精神、繊細な精神:精神および文体について 演劇、雄弁、「秩序」言語、詩的な美… 2。人間について:神を持たない人間の悲惨 モンテーニュとシャロン、無益にしして不確実なデカルト、想像力、自己愛、気晴らし、この世の空しさ、人間の悲惨… …

ミルチャ・エリアーデ「オカルティズム、魔術、文化流行」オカルティズム・魔術・文化流行作者: ミルチア・エリアーデ,楠正弘,池上良正出版社/メーカー: 未来社発売日: 1979/01/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る

学習過程13 スティグ・ウィカンデルのフランス作家研究があるらしい。ミシュレよりマラルメ。流行、人気と、不満、衝動、ノスタルジアテイヤール・シャルダン、 レヴィ=ストロース マクロヒストリーへのノスタルジア35 ものchoseについて。33、ロブ=…

ヘルマン・ブロッホ

http://www.geocities.jp/oldpapyrus/index.html

STORIA NOTTURNA

●ドライヤー「ヴァンパイヤ」「怒りの日」「裁かるるジャンヌ」「奇蹟」 睡眠不足と疲労で、へろへろ。ヴァンパイヤがすごかった。ピラネージ的な階段、エクソシストのオリジナルのような顔、…エレベーター… 「怒りの日」の嵐、「悪魔」、魔女狩り 「奇蹟」…

博多より東京へ

博多駅。紀伊国屋書店で、Vittorini,Uomini e Noエリオ・ヴィットリーニ「人間と人間にあらざるものと」松籟社。1981,\1545(!)。人間と人間にあらざるものと (イタリア叢書 2)作者: エリオ・ヴィットリーニ出版社/メーカー: 松籟社発売日: 1981/01メディア: …

プレゼンス、パウンド主義とブレヒト主義

カール・ドライヤーの上映会。 http://www.shin-bungeiza.com/allnight.htmlこの上映会のために、帰ってくるようなものだ。 映画見るひまもなにかとなかったこの二年。あーもう自分の好きなものを抑圧してはならんのです。 この二年は、まあ楽しくはあったの…

霧島、書籍整理表1.

10日、早朝、佐世保発。昼ごろ鹿児島中央駅。シェレール。ロト。ソドム。磯庭園。3時ころ鹿児島中央駅発、霧島神宮駅へ。ロイヤルホテル。高千穂峰が異様に美しい。懐かしい悪趣味な高度経済成長期時代の美学に貫かれたホテル。ロケーションの異様な美と、…

書籍整理表2.

■ジャンル表1. 哲学(史) 政治、社会学(理論と歴史) 詩学(理論と歴史) フランスもの 英米もの ドイツもの、日本もの、その他。 舞踊、演劇、パフォーミングアーツ(理論と歴史) 一般芸術general arts(理論と歴史) 映画(理論と歴史) ■整理項目表1…

ベルニーニとボロミーニ阿部良雄「西欧との対話」河出書房新社p114 ボヌフォア バルテュス「クールベのおそるべき才能とは、対象との同一化能力」p125…どの本を東京に送るかということは、東京にある本をどう処理するかということであり、つまり少ない収容空…

佐世保書籍表0.

ナボコフ「プニン」「絶望」「アーダ」「四重奏・目」「ナボコフ自伝」「キング、クイーン、ジャック」「断頭台への招待」 ロシア文学講義 センチメンタリティとセンシビリティ アラン・ジョベール「歴史写真のトリック」朝日新聞社 結構、不気味なもんだ。…

スティーブンスン「寓話」枝村吉三訳、牧神社,1976.「誘拐」、未完の「ハーミストンのウィア」今日は晴れた。昨日は雨。 庭先で外壁工事が始まる。 とすると、仕事はじめは、7日。お座敷への陽光の差し込み方。 黒壇の…「ボナール花火」クリーム色のカーテ…