2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

蛆虫の笑い:コメントスクラムとドグマティズム

前日のエントリーへのコメントを、エントリーにします。理由は、後にもっと深めるため。 しかし、かのひとの馬耳東風ぶりというか耳塞ぎぶりは、すごいですね。あそこまで「強い」のは、敬服します、と思わずいいたくなるw まあかのひとに限らず、「ひとの話…

歴史・論理・感情

http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20060225より。 http://blog.livedoor.jp/mahorobasuke/archives/50487989.htmlというエントリー。 ホテル・ルワンダを見ても…。 町山さんの「虐殺の種」という言い方はいい。 しかし、こういう差別主義者=レイシスト、と…

次郎長三国志

マキノ雅弘監督作品『次郎長三国志』シリーズ一挙上映@渋谷シネマヴェーラ。 http://www.cinemavera.com/timetable.html

Les cours de Gilles Deleuze

ドゥルーズのヴァンセンヌ講義。私が自分の活動をイマージュオペラと名付ける最大の理由でもあったドゥルーズの哲学についても、ずいぶん読んでいない。やっぱり初心に戻るか。でも、いまさら、またフランス語を勉強する気にはなれない。でも趣味としてなら…

Berkelay Lectures

カリフォルニア大学バークレーのオンラインオーディオ。講演と朗読。 ボールドウィン、チョムスキー、エーコ、フーコー、ハクスレー、レヴィ=ストロース、ミード、クローバー、カルロス・フェンテス、ロバート・フロスト、ル・グィン、マルコムX…。http://l…

ウエストメンフィスの悪魔

フジテレビの番組アンビリバボーで紹介された事件。 映像の方は見なかったのだが、ほんとツイン・ピークスみたいな田舎の町って感じである。 警察、最悪。これが冤罪かどうかも分からないのだが、冤罪の可能性もある以上、再審すべきだろう。 http://www.fuj…

モローラ

南アフリカの演出家ヤエル・ファーバーによるギリシア悲劇オレステイア三部作の翻案劇。「モローラ:灰」 http://www.kanagawa-arts.or.jp/drama&dance/molora_about.html すばらしいそうです。

トリシャ・ブラウン来日

トリシャ・ブラウンが来日公演を行う。@彩の国さいたま芸術劇場 プログラム は、 「アキュムレーション ウィズ・トーキング・プラス・ウォーターモーターAccumulation with Talking plus Watermotor」(映像上演) 監督:ジョナサン・デミ 振付・出演:トリ…

カニングハム

マース・カニングハムなしに、ジャドソンチャーチもフォーサイスもアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイカーもいなかったのだということをあらためて確認する。カニングハム―動き・リズム・空間作者: ジャックリーヌレッシャーヴ,石井洋二郎出版社/メーカー: 新…

world of warcraft

オンラインゲームっていちどもやったことがないのだが、どうにもこれはやってみたい。 でも、無理だろうな。 http://www.worldofwarcraft.com/

大学と監視社会

早稲田ビラ事件に関するシンポジウムについてのレポート。http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20060205

ダグラス・サークのフィルモグラフィー

http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=417

サーク:メロドラマ

土曜の夜、ダグラス・サーク・ナイトに行った。@渋谷シネセゾン 上映されたのは、 ダニエル・シュミット「人生の幻影」 デトレフ・ジーレク(ダグラス・サーク)「南の誘惑」 ファスビンダー「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」 boidのサイトhttp://boid.po…

レクシスとミメーシス

ミメーシスという語が持ち出されるのは、詩人の語る物語から、詩人の「言語コミュニケーションの技法=レクシス」の問題に移行するときである。(392d5) すべての言語コミュニケーションには、記述的な方法と劇化の方法とがある。 せりふと陳述。せりふは、劇…

ハヴロックのプラトン

エリック・ハヴロック「プラトン序説」新書館。 第一部 image thinkers(イメージで考えるひとびと)、第一章「プラトンの詩論」より。 プラトン「国家」は、政治論というよりも、教育制度批判であった。 詩は「精神を不具にする」(595b5)。詩は、精神を害す…

ルソー、ロマン主義etc

また、前掲誌に戻ると、 ・今泉文子「ルソーからドイツロマン派へ」→ルソーとヘルダー、シュラエルマッハー、ノヴァーリス ・ヘイドン・ホワイト「呪物としての高貴なる野蛮人(原題「The Noble Savage Theme as Fetish」」 →人種的フェティシズムについて。…

Paul de Man,Allegories of Reading

ついでに、dataとして。 Paul de Man,Allegories of Reading:Figural Language in Rousseau,Nietzsche,Rilke,and Proust. Yale U.P.,1979.ポール・ド・マン「読むことのアレゴリー:ルソー、ニーチェ、リルケ、プルーストにおける形象言語」 目次 I.レトリッ…

ルソーとミメーシス

本棚を漁っていたら、出て来た。この雑誌、ボロボロで割れてしまっていた。平井啓之「ルソーに於ける“模倣”の問題」(「現代思想」1979年12月特集号所収」) この論文によると、 ・ルソーの参照したプラトンのテキストは、「国家」第十巻と「法律」第二巻。 …

理論と直観

しかしこうした理論的な知識も、有用ではあるが、決定的な「直観」、もっとニュートラルにいえば「判断」が、創造行為においては、強い。 ゴッホ、ベーコン、ベケットetc.

哲学・芸術・科学

以上の主題系は、哲学・芸術・科学のそれぞれの文化領域でいわば分業される。この領域のどこに帰属するのか、それともいずこにも帰属せずに彷徨するか、その選択の自由度は、やはり芸術という分野が一番高い。 しかし、自由度が高いゆえ、幻想=ファンタスム…

感覚

知覚もさることながら、感覚という概念も外せない。 認知科学。

real

「リアル」。これは「現実」と訳せば、「仮想現実」とか、ジジェクの「現実界」の理論とかへと連なる。 「真実」と訳せば、「真理」概念の下位概念を考えることができる。

ミメーシス=模倣

プラトン。 ハヴロック「プラトン序説」。 アウエルバッハ「ミメーシス」。

image,simulacrum

辞書によれば、いずれも「似像」とある。 これについては、やはりドゥルーズの「プラトンとシミュラクル」「ルクレティウスとシミュラクル」(「意味の論理学」所収)および「映画I・II」。→いつになったら翻訳が出るのだろう。 また、ベルクソンの「物質と…

身体

身体主義とでもいうべきものは、私は退けたいと考えて来た。 しかし、ダンスの素材が身体運動・身体行為・身体であることは否めない。 上演において、身体は、「見られるもの」である。 ポンティ。

描写。記述

なにかを描写するということ。記述ということ。

美という価値概念

やはり「美」が問題となる。しかし、グロテスク論などを考えると、反ー美という価値がある。 これはなぜか?価値論。この価値という問題については、ドゥルーズの「ニーチェと哲学」がある。 また、「正しさ」=真理という価値概念もある。

芸術作品と芸術行為

「作品」論としては、ハイデガーの「芸術作品の起源」がある。「物」の問題。 対し、芸術を行為論で考えると、社会的行為として考えることができる。

芸術とはなにか:知覚の探求

そもそもこの基本的な概念の定義から考えて行かないと、機能論で終わってしまう。 とりあえずは、ドゥルーズやマクルーハンは、知覚の探求であるとした。

政治、哲学

しかし政治は、「正しさ/正義/真理」に関わるもので、その意味では、これは哲学の下位領域である。