2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

啓蒙の終焉

今日はひさびさ、ゆっくりできた。リハが続くと、どうにも頭がつまってしまう感じがある。悪循環なんだろうか。あれがああでこれはこうだから、あれはこうなるし、あと、あれもある。いや、これは違う。これはアイデアに関することだ。 条件がこうなのだから…

内野儀「J演劇マッピング/ザッピング」

それで、内野さんの編集作成された「小劇場」の地図ですが、考えてみれば、こういうのなかったような気がする。って、あんまり、舞台関係の情報、知らないですが。横軸が、リアル志向(ベタ)と、ガジェット志向(ネタ)の線。 縦軸が、リテラリィ/テクスト…

ユリイカ特集「この小劇場を見よ!」

雑誌ユリイカ(青土社)の7月号が、現在の「小劇場」を特集している。 http://www.seidosha.co.jp/eureka/200507/ 内野儀さんのJ演劇マッピング/ザッピングの40団体のひとつに、イマージュオペラが入って、紹介されています。 でも、主宰の名前が違うw・…

reading baton

id:amalecさんより今度は読書バトン。 最近、リハーサルで忙しくって、なかなかPCに向かえない。ので、だいぶん、反応遅れてしまった。あと、この手の選ぶのって、やはりいろいろ考えてしまうもの。とくに、お気に入りの本5册って、乱読派の私の場合、時期…

ベルリナー・アンサンブル「アルトゥロ・ウィの興隆」

二年前いや三年前か、クラウス・パイマン「リチャード二世」以来の、ベルリナー・アンサンブル来日公演@新国立劇場。 ブレヒトが宿敵ヒトラーをコテンパンに諷刺した戯曲を、あのハイナー・ミュラーが演出し、さらにあのマルティン・ヴトケを生で見ることが…

自殺率の国際比較

http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/2770.html

政治学基礎

政治学者萩原能久さんのサイト http://www.law.keio.ac.jp/~hagiwara/ps-04.html

「油田」評

MSAコレクションの後記事が発行され、そのなかに「油田」の批評が掲載されました。 坂口勝彦さん、新野守広さんが書かれています。 劇場のdie pratze http://www.geocities.jp/azabubu/ などで、無料配布されています。 また、フリーペーパーCUT IN 39号に…

 DA・M ワークショップ

DA・M が、ワークショップをやっています。先日、見学させてもらったのですが、これがまた大変すばらしい。さる3月にDA・M の公演に客演させてもらったのでしたが、あの時は、あくまで公演に向けてのリハーサルでしたので、ワークショップつまり、DA・M の…

バロックダンス、コラボレーションについて

昨日の稽古で、ピエール・ダルドさんが、バロックダンスのノーテーション本を見せてくれた。 いやー、美しい。導線の紋様。こういうの見ると、バレエやればよかったと思うが(といってもバロックダンスはプレバレエであって、バレエではないのだが)、どう考…

進化と対称性

進化とシンメトリーについても「美の幾何学」は触れている。 原始的な生物は対称性が高いが、進化の度合いに応じて、非対称性が増加している。 機能が多様化し、組み合わせの要素が多くなるがゆえに。 フィボナッチ数列。ローザスのアンナ=テレザ・ケースマ…

交換における対称性・非対称性

で、交換論なんだが、結局、その交換関係における非対称性が、間違っているのであり、また、美しくもないわけなのだろう。 もしかりに等価交換が完全に対称性を保持しながら、行われるのなら、問題は発生しない。なぜなら、そこにおいては、双方が、その交換…

「美の幾何学」

→いま読んでいる本:伏見康治・安野光雅・中村義作「美の幾何学」中公新書 大変勉強になる。伏見さんの「折り紙の幾何学」は読んでみたい。 ISBN:4535781397 また堀田凱樹さんという生物物理の方も、「折り紙発生学」を論じておられるようだ。このへんの話は…

螺旋

あー、こうして巡るのだ。対数螺線、オウム貝。

マルセル・モース

モースの贈与論も、ポトラッチの装置とか、対抗贈与とかのこと以外、忘れてしまっている。いまは絶版らしい「社会学と人類学I,II」も、もう何年も開いていない。ISBN:4335560109 ああ!しまった。思い出した。故安永寿延先生の追悼の言葉で、その時は本気で…

資本主義原論:交換について

以下、bのコメントへの返信だったが、あまりに「メモ」的なのでw 資本主義が何であるか?何でしょうね?まあ分るところから考えていかないと、こっちが破裂してしまう。ってすでに破裂してるんですが。まず。利益の追求。 また懐かしい本を思い出した。岩…

musical baton

id:kagamiさんより、ミュージカルバトンを渡されたので。 で、それについて知らないので、はてなキーワードによると、「海外のブログに端を発する、音楽に関する企画。音楽に関するいくつかの質問が「バトン」として回ってきたら、自分のブログ上でこれらの…

大豆、料理、文化の起源

大豆がすごいとは前から思っていた。醤油も納豆も豆腐も、納豆も、味噌も、油揚げも、大豆。 料理文化史においてどう説明されているか知らないが、むろん最初は生だったんだろう。 それにしても、農耕文明はいかに発生したのか。 栽培ひとつとってもすごい。…

甘キツネ

<煮汁>だし汁 400cc 砂糖 大匙3 みりん 100cc 薄口醤油 15cc 濃口醤油 15cc================油抜き だし汁(二番だし) 砂糖 大匙3 醤油 大匙4

カルボナーラ

4人分ベーコン 80g たまねぎ 50g バター 20g 卵黄 3コ 生クリーム 1カップ パルメザン 30g

ドレッシング

マスタード 小匙1/2 マイユビネガー 小匙1/2 塩 小匙1/3 オリーブオイル 大匙2 胡椒、バジルとか。二人分。でも全然足りないので、これの三倍。うまい。

豚肉とナスのみそ炒め

豚肉とナスのみそ炒め4人分の場合。 豚肉250g。なす6コ。みそ40g、砂糖40g、酒30cc、醤油10cc、豆板醤20g、オイスターソース10g、油60cc、ごま油少々。青じそ少々。 ついでに紙紛失対策。

料理の政治学

しっかし、むかしのおっさんの口説く文句のひとつ「おれのみそ汁を作ってくれないか」ってまじでいうひとがいたのかと、ふっと歯磨きしながら思って、自分で作れよ!と思った。 sさんが「男は絶対に台所にたたない!」といっていたw そう、私は「男」ではな…

味噌汁

メモらしく。 みそ汁、好きなのだが、いままでよく失敗した。成功しても、おいしい店の味にはならない。いまでも。パスタとか中華のいくつかはプロ並みと自負するのだが、味噌汁だけは難しい。なぜか。勉強不足wふつうにおいしいマルマン無添加みそ。1)水…

こっちも疲れたわw DA・Mのすばらしいワークショップについても書けなかったし。 今日は「ザンビネッラ」の稽古。今回は、イマージュオペラの単体公演ではなく、コラボレーション。というか経緯を詳細は言えないが、ピエール・ダルドさんをメインにする。 バ…

4-2啓蒙の倫理

さてまだb。bの知識と私の知識とは異なる。で、この手の社会科学ネタ、bの方が詳しい。私の社会科学への知識は、学生の時のレベルで止まってしまったからだった。それで、bと私とでは、二者間に非対称性がある。上にあるのはbだ。で、知識が多いbは、知識の…

4-1  イデオロギー闘争の図式について

で、かなりヤバイとこを回り道したが、リバタリアニムについて私がいかに批判するか?これについてはすでに書いた。資本主義が「最善」であるとする根拠をこそ、論じるべきである。 bはリバタリアニズム/コミュニタリズムの図式の不毛性を指摘した。しかしb…

4. 啓蒙

3-7 規則

さて、自由をいうとき、むろん義務・責任論もある。つまりアンタラ自由だの、権利だのいうが、義務も責任もないじゃないかよ!という言表に対しては、 私はそれは「規則」の問題であると考える。だから「規制」が「強制」だとかいう話しもあるが、むしろ「規…