2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「民族責任」

三橋先生の夜ゼミに最近再び参加して、ああとても懐かしいゼミナールです。 対象本は、鈴木道彦「越境の時」。越境の時 一九六〇年代と在日 (集英社新書)作者: 鈴木道彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/04/17メディア: 新書購入: 2人 クリック: 6回この…

「動きが生命をつくる」・複雑系

忙殺が習慣となり、ブログあんまり書かなくなってしまったが、ひとつにはメモ利用を控えたことがあった。でも、メモしていかないと、忘れてしまう。 ので、またこれより先、備忘録化していこうと思う。 動きが生命をつくる―生命と意識への構成論的アプローチ…

「笑熱地獄」のlatitude

大西巨人「地獄編三部作」を買った。地獄篇三部作作者: 大西巨人出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/08メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (16件) を見るまだ存命中の大西巨人による唯一の未発表作品だという。 野間宏に、これ…

ベルイマン「サラバンド」

外回りの後、ユーロスペースでベルイマンの「サラバンド」を見た。面白い。顔の描写が、すごい。変態親父役の役者の演技、あれは地じゃないか、といいたくなるほど、鬼気迫るものだった。とくに、自分の父親に、なぜパパは私を嫌うのかを問い、それへの答え…

AGPAA次回会合

9/21@カンバス 7時から。会議の報告をしないねとさるひとから言われたが、数時間に渡るやりとりを報告するのはちょっと厳しい。 綱領をつくるには、あらたに学習しないことには、状況に対応できないということになり、理論部会ないしゼミナールをもうやって…

ネグリの演劇論:内在性の思想

ネグリ講演集が二冊文庫になってた。下巻「<帝国>的ポスト近代の政治哲学」ではハイナー・ミュラーについても大いに語っている。ネグリは戯曲を書いたりもしているようだ。そういえばアラン・バディウも戯曲を書いていたはずだ。アントニオ・ネグリ講演集…

days 奈良

制作で入ったアジアトライに忙殺。まだ佳境。 客人Kのために四人で奈良に約十年振りに行く。奈良へは一時は年に複数回通っていた。 興福寺では迦桜羅=カルラ(ガルーダ)像が、楳図かずお「14歳」のチキン・ジョージに似ていることを発見。楳図かずおが奈…