ネギダール族のウジ神話

http://www2s.biglobe.ne.jp/~l-city/data/myth50/ac1303.html
→「ウジ」はネギダール族の人祖。太古、三つあった太陽のうち二つを射落とした。

萩原前掲書198頁より再構成する。

むかしは三つの太陽があった。地上ではすべてが燃えた。山の石炭はそのときのもの。

むかしは海だけがあった。大地はなかった。波のあったところには山ができた。
ウジという最初の人間が弓で矢を放ち、ひとつの太陽を殺した。
次の太陽にはウジは間に合わなかった。
三つめの太陽は射て、殺した。
ネギダールは、いまでも、太陽の両側にむかし殺されたふたつの太陽の影を見ることができるという。

1929年のクレイノヴィッチ論文を典拠としている。

この「ウジ」が、「氏」と関係あるかどうか。


また、ネットで、