tempest

初日を迎えた。楽屋裏では、開場前までは点灯していた懐中電灯が、いざ開演してみると、電池切れ。こういう偶然には、意地悪さを感じるものだ。試練のつもり?
 とりあえず、上演時間も一時間10分位に、切り詰める結果となって、とりあえず、目標達成。20分を、一日で、切り詰める作業、しかも、あるシーンを思いきって削除することなく、そうすることは、やはりなかなか大変であった。おかげで、この二日、ちゃんと寝ていない。
 で、やっと、今日は、眠れた。27日、朝の光りもいい感じ。ちょっと、寒いが。

昨日は、なんやかやで、一時間遅刻したうえ、飯田橋に着いたら、がんがんどしゃぶり。神楽坂die pratzeまで、通常は10分の距離のあいだに、一瞬、嵐になるわで。テンペスト。いま思えば、これも偶然のいたずら。しかし、これも偶然、ドライヤーを持っていっていたので、濡れた衣服を劇場を出るまでには、乾かすことができた。

 人手が足りず、真壁さんに、開演後の受け付けをやってもらう(苦笑)。どうも、スミマセンデシタ!!

秀島さんから、モランディ、ベーコン、バルテュスの話し。モランディって、あんまり知らないのですが、興味深い。Hさんも、彼は、画家?という問い合わせがあったらしい(笑)。そうです、ぼくはもともと、画家です(笑)。小学生の時は、僕は将来、画家になると思っていましたからねー。それは、絶対に、画家になるとか、そんな野心とかの話しじゃなくて、ふつうに(?)、当然、画家になるんだろうなーと思っていた。たぶん、親の教育環境からして、そう「自然に」考えていたんだろう。
 ぼくのたたずまいに、一雄先生でも笠井叡先生でも田中泯さんでもなく、大野慶人先生を感じると、野村さんから。秀島さんからも、DA・Mのときに、いわれた。いや、光栄ではあるのですが、意外です(笑)。でもたぶん、他のひとには、また違って見えるのでしょう。
 これまた複数のひとに、アンクル・トムって、いわれて、笑う。アンクル・トムか。なるほど、その語は、なぜか浮かんで来なかったな。マーカイムIIは、アンクル・トムなのか?アンクル・フレディ。
大橋さん、かなり酔いました(笑)。die prazteの前のコンビニに、海童があった。しかし、この焼酎、うますぎるんじゃないかって、このブログでも前にも書いたけど、必ず、その日の内に、空いてしまう。
 高井さんがいらっしゃって、驚く。
内野さん、キャロルさん、エグリントンさんから、キャシー(?)・フィンレー(?)のチョコレートウーマンとの関連性について。すみません、全然、それについては知りませんでした。チョコレートは、バルトのサド論から、採ってきたマテリアルです。
 でもまあ、消費の快楽、甘味の快楽、うんぬんで、基本の発想は同じでしょうね。
 
 まあこれだけ楽しいのですから、十分、モトとってるんでしょうね。舞台/ライブのポトラッチ的機能。

二日公演なので、今日は、楽日(苦、笑)。