カラッチ

アンニーバレ・カラッチ(1560-1609)。兄のアゴティーノ・カラッチ。従兄のルドヴィコ・カラッチのカラッチ一族。ベルニーニ、ルーベンスプッサンやロランもかなり影響をうけたらしい。
「肉屋の店」(1583)、「豆を食べる男」(1584)の「民衆画」。
当時オランダにペーテル・アールトセン(1508-1575)がいて、またヴィンチェンツォ・カンピ(1536-1591)が、解説によると、民衆を嘲笑するために描いた、とある。…嘲笑するため?

 アンニーバレはカリカチュアの手法をかなり取り込んだという。解説には、「発明」したとあるが、それはどうなのだろうか。ま。