ヒグラシ

ヒグラシは九州の山にいくと必ず合唱して鳴いているのだが、東京ではそう聴かない。すくなくともヒグラシの大合唱はあまり聞かない。それはまあ山間部に住んでいないせいもあるのだろうが。

それで、いつも蝉の鳴き声の少なさにちょっとさみしい気持ちをもっているのだが、このあいだ夜明けに大家の庭にある背の高い古木のあたりから聴こえて来た。

 ヒグラシの鳴き声はすばらしいと思う。


とはいえ真夏の九州の昼間の蝉の大合唱は本当に今度録音しておきたいものだ。
大体、ツクツクボウシとミンミンゼミが主であると思う。
あれほどうるさいものもない。メルツバウのノイズに匹敵するくらいのノイズである。
数が多すぎるし、なにより、音量が異常だ。嫌がらせかっつーくらい、うるさい。
笑えるくらい、うるさい。九州人がうるさいのもひとつにはあの蝉、とりわけツクツクボウシのせいということもある。
たしかに、室内にいても、話し声は聴こえないくらいうるさかったりするのだから。


 セミの鳴き声サイト。
http://homepage2.nifty.com/saisho/cicadasongaac_j.html

沖縄や台湾の蝉の鳴き声はさすがに違う。