やっぱりグールド

Youtubeでグールドの演奏を見ていると、その身体運動がすごい。晩年のゴルトベルクの絶対孤独的な演奏しか見たことがなかったので、若いときにはこんなに動いていたのかと。しかも、かなり滑稽なこともやっている。
 でも、変人とか奇矯とかいわれ、嫌悪していたひともいたようだが、私はやっぱりグールドが好きだ。
グールドとマクルーハンとの関係など、とても面白そうな話題である。
 ところでグールドはR&Rは嫌いだったらしい。それを聞いて、なんとなく寂しくもあったが、グールド自身が、その精神においてR&Rを体現している。
 また、グールドはモーツァルトも嫌いだったらしい。
しかし、どうにも面影がよく似ている気がする。
 同族嫌悪的な感情かもしれない。 

特撮ヒーローものと同時代といえば同時代の(ちょっとこれは無理か)グールドも、かなり滑稽で、その道化・コメディアン振りは、なるほどという思いもあり、しかしここまでふざけていたかと、いろんな思いが湧いた。