近代の超克と九州的プロブレマティック
小林敏明「廣松渉ー近代の超克」を読む。
- 作者: 小林敏明
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/06/21
- メディア: 単行本
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著者の視点も、隔靴掻痒の逆、つまり痒いところに手が届くものだ(追記:日本語=漢語を間違えて、痒いところに手が届く、という意味で隔靴掻痒といってしまってたので、訂正しました。むかしは国語、得意だったのに、大分、惚けが…。恥ずかしい。でもまー恥晒しだー。)。九州的なプロブレマティックについては、同じ九州人として、ぐっとくる。
これについて書き出すとまた切りないので、中断。
この講談社によるシリーズでは、大森荘蔵も準備されている。なんか、時代というか、歴史化、を感じる。
ハリー・ハルトゥーニアンの「近代による超克」の翻訳が出てた。本屋で見たとき、くらっときた。それにしても、「研究」って、やっぱり切りないな。まあ、面白いし、この辺は、一生かけて追っていく問題だから、別にいいか。
- 作者: ハリーハルトゥーニアン,Harry Harootunian,梅森直之
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2007/04/20
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- 作者: ハリーハルトゥーニアン,Harry Harootunian,梅森直之
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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