名家:白馬非馬
馬走る。
- 作者: 浅野裕一
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2003/08/27
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中国哲学の古代における驚くべき達成がその後いかに埋もれいかに再読されたのかはこれから調べるところであるとして、まず埋もれた理由は、名家の議論をたとえば「詭弁」として片づけたことがある。とはいえ、西洋でも古代ギリシアというかプラトニズム以降の後世において「ソフィスト」という言葉で片付けられてもいた。あとはやはり王朝の目まぐるしい交替によるか。…学派の内ゲバ、国の内ゲバ(東アジア、日中韓の内ゲバも含め)が、その文明を滅ぼす…
そうして今日にいたるアジアの内ゲバを仕組んでいるのが、英米だ、というのは*1、たんなる陰謀理論として片づけるのは簡単であるが、アヘン戦争以来の歴史を考えてもさもありなんで、じっくり調査しなくてはならない。まずはクリストファー・ソーン「米英にとっての太平洋戦争」を読むか。
- 作者: クリストファーソーン,Christopher Thorne,市川洋一
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 1995/05
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- 作者: クリストファーソーン,Christopher Thorne,市川洋一
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いよいよもって冷静沈着に、全歴史的に東アジアを考えなくてはならない。嗚呼難度。
*1:http://tanakanews.com/080417tibet.htm この記事についてはまた触れたい。大変な話題だが。