2008-03-08から1日間の記事一覧

英彦山や長崎や福岡

先日、ようやく英彦山に行く。途中家族と大喧嘩しながら車でいったのだが、これがすごく遠く感じた。遠賀川をどんどん遡っていく。 遠賀川といえば、サークル村。運動雑誌「サークル村」は復刻されているが、高価で購入できない。 英彦山の絵馬の文字は、熊…

難度海雑纂:題変更

ブログタイトルを再度変更する。 「難度海」は親鸞『教行信証』より。

四国

四国の古本屋で買った本を控えておく。 「河野氏の台頭と源平争覇」 「愛媛・新風土記」 大林太良「東と西 海と山」 松枝到「アジアとはなにか」 ほか。

定家・惺窩

書籍旅行をしていると、定家、やっぱりすごいので、腰据えて読みたい。・五味文彦「藤原定家の時代」岩波新書 ・村山修一「藤原定家」吉川弘文館 ・堀田善衛「定家明月記私抄」ちくま学芸 ・塚本邦雄「定家百首」 ・同「新古今新考」など。縁あって藤原惺窩…

日本史

漫画「日本の歴史」をほぼ通読終了。開国までを押さえたかった。しかし、疲れた。 やっつけ仕事(漫画&読書が)とはいえ、視覚的に押さえることで、全然違う。 しかしまあ、大塩平八郎のころの江戸は最悪極まりない。 アイヌに対しても、信じられないくらい…

「アポカリプト」他

噂のメル・ギブソン監督「アポカリプト」。たしかにおもしろい。映画秘宝では2007ベストワンだったという。「ミッション」とか映画「蠅の王」とかを思い出す。その娯楽性=芸術性はともかく、歴史認識&思想的には、町山智浩さんがラジオでいっていた通…

マクティーグ

シュトロハイム傑作映画「グリード」の原作、フランク・ノリス「死の谷」入手。原題は「マクティーグあるいはサンフランシスコ物語」。

山口麻太郎

壱岐出身の民俗学者山口麻太郎については、ヤボサ神社関連のことで調べていて、宮田登の論文で知った。著作集が図書館にあった。高価&入手困難。東洋文庫とかで出ないものですか。

交通政策:既存交通機関について

カールスルーエやロンドンのような環境政策について聞きおよび、私が年来思っていたことが実現・実験されていた。都心部への車両進入制限および公共交通機関の再構築である。 正月の記事で、すでに社会にあるものの潜在的機能を高めることが望ましいといった…

現在、古代

(承前) それで、現在は江戸末期のようである。 「あと三年で世界は江戸になる」とかいう題のおもしろそうなトンデモ本ではないが、まあ「あと三年で維新がおこる」かもしれない。 地方政治はあいかわらずお江戸で、市民無視のその場しのぎ&誤魔化しばっか…

「宇宙」について

ラッセルについてのメルマガn.oo64より。 http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/index.htm 「宇宙なる観念はコペルニクス以前の天文学の名残りにすぎず、…哲学者の答えうる範囲外の問題で、 恐らく解決不可能と主張できる。」 これは「宇宙」という観念な…

金閣父子?

人類学者・金閣丈夫の本が数冊亡父の蔵書にあった。 「お月さまいくつ」法大、「木馬と石牛」大雅新書など。 ゲーリー・スナイダーの訳者金閣寿夫はおそらく親族ではないか。 金閣丈夫は一般には再発見はまだであるが、いずれ文庫化されたりするべき人だろう…

法道と方道

法道仙人についてずっと調べているのだが、泰澄関連で「方道」という表記があった。誤植は中世古典の当然であるので、これは同一人物(それが伝説的存在であれ)であろう。 だから、「方道」でも「法道」でも、どちらが正しいでもないと思う。(弥永信美氏が…

法道(承前)

なんでこんなに一気に纂しているのかといえば、心機一転ということもあるものの、なにより、ネタがたまりすぎて、混乱ないし忘れそうだからだ。 なんについての民俗誌を用意しているかは注意深い方はわかるだろうけれど、実のところ、民俗誌的素材があまりに…

アジア海道史…マレー

(承前) 日本史というとき、「日本」国号以前ないし「日本」国域外との関連を無化してきたことが、「近代日本」の歴史学であったとすれば(むろん、このようなイデオロギー的論難などゆうにかわす大学者は露伴なり熊楠なりいくらでもいる。)、もはや今後は…