イマージュオペラ>>モノブロック<<「マーカイム」


夏の熱気と秋の冷気がいったりきたりしているように私には感じられますが、
みなさまはいかがおすごしでしょうか?
さて、イマージュオペラの次回公演の案内をお知らせいたします。
今回は脇川のソロで、イマージュオペラ>>モノブロック<<による「マーカイム」です。
「ジキルと博士とハイド氏」で有名なスティーブンソンの短編を素材にしました。
主人公マーカイムがある骨董屋を殺害する出来事を記述したものですが、分析的な文体のなかに時間・行為・神などの主題が見事に織り込まれたこの言語素材は、ヘンリー・ジェイムズボルヘスを驚嘆せしめたもので、まさに傑作というべきものです。
私がそれを舞踊に翻訳しようとする時、まさかそれを陵駕することはできませんが、私なりにできるかぎり近接したいと思います。
場所は阿佐ヶ谷のクラシック喫茶のヴィオロンというところです。
細田真央さんが先日そこでポーを踊られた時、「ここでやるしかない」
とひとり興奮した場所です。
お時間ございましたらぜひお越しください。 
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イマージュオペラ>>モノブロック<< 

  『 マーカイム 』   

構成/舞踊:脇川海里  
調整:木村江里  
素材:ロバート・ルイス・スティーヴンソン   

10/4(月)19:30開演
阿佐ヶ谷ヴィオロン <杉並区阿佐ヶ谷北2−9−5 tel.03-3336-6414 JR中央線阿佐ヶ谷駅北口徒歩7分>
ご観劇料¥1000(with 1 drink)
※予約制(20席限定ですので、予約なしの場合入場がむずかしい場合もあります)
予約・問い合わせ:03−5373−0536

『…幾度も生は裏返される。
ひとが死に至るように私は無為へと至る。
 時間は廃棄され…あるいはもはや生に魅了されないこと

 「災厄とは神の手である」−スティーブンソン−』 脇川海里