単純な規則

今日は洗足池で、ソロ稽古。野沢さんが3時間ほど途中、来たのだが、そこでおそるべき方法論を発明した、というか、グランドアイデアに出会ったとでもいうべきか。
 ものすごく単純な規則である。しかしそれはあらゆるダンスコード=ステレオタイプ=”くせ”を破壊することになるだろう。こんなに単純なことこそ、なかなか気付かないものだ。
 自分は、9分しか持たなかった。野沢さんは3分くらい。相良さん、岡田さんはどれくらい持つだろうか。
 ミニマリズムというかマクシミリズムというか。
 最小の規則にしておそらくは最大の効果をもたらす。この規則は、むろんたんに適用されたからといって、すぐに効果がでてくるわけでもないだろうが、その射程は、相当長いものと思われる。ひとりになって、その後、ゆっくり3時間くらい、この規則とつきあってみたが、これほど集中力を要求するものもないだろうを思われるほど、疲弊した。しかし、同時に、意識は逆にクリアになった。不安も軽減されたということもあろう。
 おおげさな言葉や概念を使わずとも、こんなに単純なことで、…
 この規則と出会ったことで、自分の作業にはじめて確信を持てた。