シークゥエンス

いまは12月1日の朝である。今日はこれから小屋入り仕込み。
並置法か、対位法の立体化か。
シーケンスの理論。
シーン、マテリアルをいかに分割し、配列すればよいか。
これは初日の本番まで持ち越される。

構成編集の方法については、たしかに映像の場合と異なり、時間的制約がひどい。これは舞台芸術の最大の欠陥でもあるだろう。と同時に、この条件下で、遂行されることに由来するある固有の楽しみと醍醐味がある。
 室内の作業と、現場での作業。さて、ぼくはどちらに「向いている」のか。