バディウ

バディウ「聖パウロ」。
共産主義者による長きにわたる独裁の経験は、将来、つぎのことを証明するにあたって功績があったとされることだろう…すなわち、ただレーニン毛沢東だけが、一般的等価物のリベラルな功績の数々、あるいは商業的交通の民主主義的な美徳の数々を無条件に褒めそやすことを提案した者に心の底からの恐怖を圧しつけた、と。」p16

真理というモチーフを損なうことなく、<主体>の理論を再建する

出来事的にして偶発的な真理と、主体…
主体と法

「もはやユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由人もなく、男性も女性もない」ガラテア3・28
…つづく。丹念にノート取っていきたいが、時間が…。しかし、ノート取っていった方が、結局は、時間の節約になるのかもしれない。しかし、一行ごとにいちいち重要なこと、書いてあるから、やはり、無理だな。
p67パゾリーニと聖パウロ

いい感じで、クリアで真摯で、無駄のなさそうな議論である。

バディウの「ドゥルーズ」もすごかった。結構、がんばって読んでいたようだ。でも内容、ほとんど忘れてしまっている。また、読もう。マラルメの減算的存在論、か…。ドゥルーズ―存在の喧騒

 Alain Badiou,Beckett:L'increvable desir,HACHETTE,1995は翻訳いつ出るだろう。
 同<>シリーズの、Jacques Ranciere,Mallarme:La politique de la sirene,HACHETTE,1996も。
 しかし、これって新書だよな。フランスにはかなわない。