study

グッとして、アメリカ

アメリカ、ということで、とりあえずstudy用に、 古矢旬「アメリカ 過去の現在の間」岩波新書 藤原帰一「デモクラシーの帝国」岩波新書を購入。 新書買うのもひさびさな感じがする。学生のころは新書読んでいたのに、いつからか読まなくなっていた。 でも新…

18c一般史:革命

リンクともトラックバックともいうのかいまだ分かってないのだが、とまれシュトルム・ウント・ドランクで辿ってこられた方もいる。http://d.hatena.ne.jp/kairiw/20041205で、アヴァンギャルド、…ルネサンス…つまり、「伝統」なるものが、(舞台)芸術の領域…

イデオロギー

昨日の記事で、言語/記号主義が、「実感主義」と抵触するという展開になって、そこから「実感主義」の解剖を始めたのだが、なかなか問題対象としての構成がしづらく、話しが支離滅裂(これはいつものことだが)になるわヤバイ話しになるわで、公表を控えた…

パース 

作業仮説としての命題を設定して、そこから探索をはじめる仕方。これは演繹法deduction。 でも、私の場合、その初発の命題は、単一ではない。いくつも、小さなテーマがある。その小テーマをある程度は選択するとしても、そこは決定しないようにしておく。開…

theme/thematique  

テマティックとはthematiqueだが、つまりテーマthemaということだが、テーマって、主題と訳される。ロワイヤル仏和中辞典によれば、命題、題目、語幹、作文…とある。 命題は、テーゼthese。theorem定理とも関連。厳密にするなら、命題と主題とは分化した方が…

ルネ・ユイグ

リンクを遡ったら、ルネ・ユイグというひとに出会った。コレージュ・ド・フランスの造形芸術心理学講座を担当。ISBN:4267011605 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0140.html http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/listmania/list-browse/-/1O5NGGJXZ…

バタイユ/欲望、恐怖、残酷さについて

ジョルジュ・バタイユ「エロティシズムに関する逆説」1955 法外な理不尽について。欲望の苦悩。 エロティック文学における反復について。 「エロティシズムは、その頂点において、際限ない無秩序と、引っ掻けば引っ掻くほどいら立たせるむずかゆさを呼び求め…

time

mさんのhttp://d.hatena.ne.jp/mmmmmmmm/20050407#cで時間についてちょっと触れる機会があった。で、時間について、これからも、随想しながら、分析/スタディしていきたい。

バディウ

バディウ「聖パウロ」。 「共産主義者による長きにわたる独裁の経験は、将来、つぎのことを証明するにあたって功績があったとされることだろう…すなわち、ただレーニンと毛沢東だけが、一般的等価物のリベラルな功績の数々、あるいは商業的交通の民主主義的…

ブランショのマラルメ

バタイユのブランショ論が、むかしの雑誌に載っていた。たしか現代詩手帳のブランショ特集号だ。ものすごいと思ったことを覚えている。なんども読んだから、先にいったようなことはないのだが、私の感想からすれば、小林秀雄をすら超えている。文章力という…

クロソウスキー「ニーチェと悪循環」

##「欲動の記号論の起源としての病的諸状態」 「すみやかな、痙攣的な死の想念」p49 直立姿勢/頭部:バタイユ 意味は、直立姿勢から出発して、上/下/前/後といった基準に従って形成される。66 バタイユ「足の親指」 意識が隠蔽せざるをえない真正なる与…

ヴァリエーション

スタジオに着く前、電車のなかでユリイカのデュラス特集をぱらぱら読んでいたら、デュラスと音楽について触れたエッセイがあった。デュラスの翻訳をやってらっしゃる田中倫郎さんの「風を追うデュラス」である。その音楽との関係というのは、新保祐司氏の「…