3-6 批判封鎖と批判の自由
もしbのいう「自由」なんて問題とならない(これも明示されてはいないが、暗示されている)という言表が正しく、そうして「自由」が認められないとしたら、それこそ、国家の指定するイデオロギー(資本主義国家にとっての自由主義、社会主義国家における社会主義・共産主義)に服従する以外、選択肢がないことになる。
そうして20世紀社会主義国家・社会における「粛正」の問題は、まさにここにある。党の、公式の、綱領への批判封殺。
同様、資本主義イデオローグもまた、資本主義の綱領への批判を封殺する。
私は、いずれをも、理念的には、選択したくない。
はてさて、まあなんとも長くなった。bの突っ込みを私なりに受け止めてみたw
歪曲したかもしれないが、おかげで問題が拡張できた。これこそ弁証法w