スプラッター演劇

唐組「カーテン」@雑司ヶ谷鬼子母神 

あいかわらず、わけのわからない、スラップスティックな、あるいは、スプラッターな、ただひたすらのスピードとその持続に必要なエネルギーの量に圧倒される。
唐十郎さんには、もうずっとこのまま突っ走ってほしい。若手の男性俳優もすばらしかった。
他方、レトロスペクティブで、むかしの戯曲もやってほしい。

往年のコント55号と比較してみたい。

××くんと会う。
トイレのある公園にいた、みかんのような猫が非常にかわいかった。大きさからいって、太った子猫なのだろう。色はオレンジのような茶色。近づいたらニャーと挨拶してくれた。
 池ノ上本門寺にいた白い猫に次ぐ、ウルトラプリティ。あの白い猫も、10年以上は経ったから、もういないかもしれない。

鬼子母神の近くの明治通り沿いにある品揃えのいい古本屋で、新古書の「ファスビンダー」と「マルクスと息子たち」と映画評論1973年4月号。××くんは高見順とかチェーホフとかたしか円地文子も買ってた。

 公演前に、ジュンク宮台真司仲正昌樹「日常・共同体・アイロニー双風舎を買って、喫茶店で読む。