空港からムイオ梅窩までバス。HK$23。お釣りがないとのことで、大橋さんが、他の乗客に両替を頼む。
信じられないくらいバスのサイズにピッタリタイトな幅で、かつ急勾配で、かつうねうね湾曲を続ける道路を、猛スピードで走るバス。飛行機でも死の覚悟をするのに、地上に降りてからも、死に向き合わねばならない。
 あとで、oさんがテレサさんに聞いたところによると、よく事故るらしい。
オレンジ色の街灯が美しい。
ランタオのムイオ。
トムさんの家まで徒歩30分。荷物用ベルトをひきずらせたチャリに乗ったトムさんが迎えに来る。
 三階建ての白い家。いいなあ。

朝。バナナパンがうまい。
いい作りである劇場の下見のあと、劇場の近くの食堂。
量が多くて、朝にパンを食べ過ぎたのが悔やまれる。残してしまう。
カツカレー丼のようなもの。
昼食後、モスク見物。親切に案内され、お祈りを体験する。トムさんも初めて入ったようで、柱の陰でお祈り。
なるほどこうした「別の時間」は、心地いい。
モスクよりそのまま北進して、ヤウマティに至る。ファッション=スノッブ街より問屋街へ。
青山から河童橋に至るような感じ。
道教なのだろうか、ティンハウ寺院=天后廟。いい感じである。4つの廟に別れている。
居眠りする占いのおじいさんの居眠りの仕方がたまらん。
茶色の服に包まれた黒い人形の群れ。
顔写真が飾られている。寄贈したひとの写真?ちょっとボルタンスキーぽい。
巨大な螺旋線香。このあたりには占い屋が多いと本には書いてあるが不明。公園では、ひとだかりができていて、そこでは、チェスと囲碁の間の子のような、盤上遊戯をやっている。
 インドネシアの寺院にもあった、柳のようなつたのからんだ木々。


リハ。ライティング。

中島さんと夕食。内蔵=モツラーメン。フルーツジュース。予測通り、フルーツ缶詰を水で割ったもの。
ちょっと足りないので、マックでハンバーガー。119円だから、日本より物価が高いことが分かる。