JRに運賃見直しとラッシュ解決を望む

JR東日本を小谷野さんが訴えた。全面禁煙に反対するものである。
私も基本的にはこの訴えには賛同する。

前も一瞬、議論になったのだが、禁煙運動に対しては、分煙化でとどめることしかないはずである。
分煙化で解決しないというのなら、煙草をマリファナと同様、非合法化すればいい。
それをしないで、わけのわかめの「健康増進法」だかなんだか分からんが、完全に無根拠な非科学的な、倫理原理主義ともいえるファナティックな動向が進行している。
しかも、禁煙ファシズム反対運動を除いて、周囲でも、基本的に、禁煙運動に賛同している。

だいたい、この「健康原理主義」、どう考えても、アメリカ由来である。

アメリカの原理主義の一種である。

前、別件で、アメリカが資本主義を高度に体現したとすれば、アメリカこそ共産主義社会に最も近いところにあるのかもしれない、と書いた。

 だが、それはそれでいいとしても、アメリカもまた、日本と同様、国家社会主義、というかナチに他ならない。

冷戦時代の反共産主義が高ずるあまり、スターリニズムあるいはナチズムを、自身の鏡としてみるあまり、転移しちゃったと思われる。

 こうなると、もう、破滅まであとわずかである。

そうなると、アメリカの属国(正確には「新植民地」。これまた展開しなくてはならないが。)であること、その依存に、どうやらすべてを賭けてしまっている日本も、滅びるのだろう。

そうならないためには、できる限り、アメリカの文化社会政策との連携をやめるべきなのだが、もうだめか。

 
 まあそれはともかく、この禁煙運動については、「政治的正義」いわゆるPCの一事例であるということを考えなくてはならない。
 この「政治的正義」の原理主義的性格についても、デリダとルディネスコは触れていた。

ここで、デリダが禁煙運動に対してどのようにいっているかを引用したいが、これは後にしよう。

むろん、デリダは過剰なまでの禁煙運動に反対するような趣旨のことを発言している。

さて、いま書きたいのは、この健康原理主義ではなくて、JRについてであった。

JRにこれまでもずっと不満があり、そのつど、駅員にクレームをつけているが、どうせ無視していることだろう。

で、メールでやろうかと思っているのだが、それをやるにはカタイ文章で書かなくてはいかなそうで、めんどくさい。とはいえ、いずれやるつもりだが。

 まず、

・運賃の見直し

である。

高すぎる。これはドイツ、イタリア、アメリカ、韓国、フランスなどと比べても、異常に高いと思う。
たった20分乗るだけで、300円とか、おかしいのである。
利用者は、世界最大の人口を誇る東京なのだから、ありあまるほどあるどころか、後で述べるように、供給が足りていないほどであり、首都圏では十分すぎるほど利益があるのにもかかわらず、一向に、見直しをしようとしていない。
 このことはことあるごとにひとに話しているのだが、いまいちピンと来ないようだ。
 
たしかに130円が90円になったり、290円が100円になったりとかは、「小銭」の事柄とか感じているのかもしれない。

 それにしても、なぜ、だれも不満をいわないのか、不思議でならない。

理由はいくつか考えられる。最大の理由は、職場が交通費を支給する習慣があるからだろう。

‥ここもまた反復して展開させよう。

つぎに、

・ラッシュの改善

である。

朝のラッシュについてはこれまで対策がとられたりして、ある程度は改善されたようであるが、路線や時間によって、事情が異なるだろう。

 私がむしろ利用者として非常に腹が立つのは、夜のラッシュである。

それは私の通勤時間のせいなのだが、金曜日など、仕事を終えて、帰ろうとすると、大量の酔っ払いとすし詰めになる。まったく、勘弁して欲しい。
 それも、いっつもなのだから、ダイヤを見直し、運行車両を増やせばいいだけのことなのに、ヒステリックに、「申し訳ございません!」と大音量のマイクで怒鳴るだけで、心底、バカだと思う。
 もうこれだけで、日本を離れる決意ができるほどだ。

この
・ダイヤの改正

について思うのは、夜の二時、三時も、一時間に二本ほどは運転すればいいのではないか。

夜の一時まで電車があるのはいいが、朝4時台にはもう始発がでるのに、その三時間の数本の列車運行がないおかげで、「終電ダー!」といって、あくせくしてしまうわけなのだから。

 もっとも、これは夜中の運行は、住民の就寝の妨げとなりますので、と答えてくるだろう。

だったら、夜11時で、終電にすればいいだろ。

もう、JRは実質、公共団体なので、つまり官庁の一種であるので、つまり企業ではないから、ああいえばこういう官僚的応答しか望めないから、いう気が削がれてしまうのだが、もうこれからはどんどん展開しようと思う。

 ボローニャではバスが24時間運行していた。
 ニューヨークの地下鉄も(聞くところによると)24時間らしい。

この交通問題については、たぶん、集団を作らなくては、きついなとは思う。
 
 まあ代議士にネタとして訴えるというのもありだが。


韓国の地下鉄がすごく安くて、本当にいいと思う。
一時間のって、1100ウォンだから、133円とかになる。

日本だったら、いくらか。

もう、路線をいちいちあげていっても、切りない。

まあ、これはいままで溜め込みすぎたネタである。



今日は本番なので、これから部屋に戻り、踊りに集中する。