チベットはチベットである:Economist

Economistのサイトには、多くのチベット記事が掲載されている。
http://www.economist.com/

その世界情勢:アジアのページには、当然日本のことにも触れてある。
http://www.economist.com/world/asia/

カミカゼポリティックス」とか。

まあ、記事の各内容についてはともあれ、ちょっとすごいなと思ったのが、コメント欄。
 
ニュース記事のそれぞれに、コメント欄がある。
炎上など、恐れていては、マスメディアとはいえない、という毅然とした態度を感じる。

ページとはぐれてしまったが、「二つの国、一つのシステム」という記事では、ダライ・ラマが逝去したら、ますます混乱に至るだろうとあった。
 その通りだと思う。

統制力を持つひとがいなくなれば、民族単位で持つ不満の感情が不定形となり、さらなる暴動、さらなる紛争になりかねない。
 そうなると、中国政府は当然、鎮圧に乗り出すだろう。
だが、犠牲者の数が多くなればなるだけ、国際的批判も強まる。

 繰り返しばっかりだが、いまのうちに、真の意味での対話をすることの方が、中国にとっての利益となる。