リリー・アレンの「Fuck You」

リリー・アレン(Lily Allen)というイギリスの音楽家(1985年生まれ)の新譜「It's not me,It's you」を試聴したら、かなりヒットしてしまい、帰宅してからも、そして翌日も、延々聴き続ける。
 かなり、すごい、いい。

ジャニス・ジョップリンも、ジョニ・ミッチェルも、オリビア・ニュートン・ジョンも、マリアンヌ・フェイスフルも、アルベルタ・ハンターも、アレサ・フランクリンも、マドンナもロネッツも、みんないいのだが、このリリー・アレンは、いまが旬ということもあってやはり特別やね。

 なんか、公式サイトによれば、いま来日してるみたいだし、日曜の「笑っていいとも増刊号」には出るみたいだし。
 グローバリゼーションや恐るべし。

The Fearももちろん、ほとんどすべての楽曲がとてもいい。
とくに好きなのは「ファック・ユー」。

 歌詞は

よーく見直して、その小さな脳みそのなかを、いつもよりしっかりね
あんたのその隠れた邪念には
もううんざり、つまんなさすぎる
ゲイはけしからんというけど、あんたはただの悪魔
単なる宗教家、あたしの靴ひもは結べないくせに
その視点がもう古くさいんだよ



ファック・ユー(ファック・ユー)
超超超ファック・ユー
あんたがすることもあんたの仲間も大っきらい
だから関わらないで
ファック・ユー(ファック・ユー)
超超超ファック・ユー
いってること意味わかんないしマジ時代遅れ
だから関わらないで
(…)

Funk you Fuck you very very much〜♪

YoutubeでもいくつかPV見れるが、Smileが出色。
いくら彼氏(DJ)がヒドいことしたからって、
不良やとってタコなぐりし、
部屋をこわし、
下剤をコーヒーにいれて、
レコードを傷つけ、
そのレコードを知らずにDJしにクラブにいった彼氏、
針がトンで、
呆然とする、
というのは、ひどいっしょ。
なんでもこれに限らず、
歌詞は実話らしいし。
私小説系」って、日本だけじゃないんだな。

ひでーオンナだが、魅力的であるし、音楽家として、歌手としても、天才と思われる。
かの魅力的な困ったちゃんのソクラテスと同じく。

ブリトニー・スピアーズって、名前しか知らなかったが、
このリリー・アレンが「Womanizer」をカバーしていると知り、
Youtubeで見たら、その違いが面白し。

アメリカってなんかハイ・テンション&ゴージャスなんだね、やっぱり。