2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

反ユダヤ主義とアメリカの新合理主義

で、アメリカ・ネオコン、どうするか。 昨日は、セガフレードでホワイトの「ジュネ伝」を読んでいた。ジュネはアメリカを、絶対的な敵である、という。ジュネのパレスチナへのコミットメント・アンガージュマンは有名だ。ジュネにおいていかにそのコミットメ…

絶対主義と相対主義、ドグマ

その意味での「絶対主義」は絶対に否定しなくてはならない。 「相対主義」はたとえば「ポストモダン」への罵倒としてあり、そんなのは経済的な特権をすでに所有した「先進国」における傾向・現象でしかないといわれている、いた。 むろん、モード・風俗とし…

断罪ヒステリー

しかしま、私が最も嫌いなもののひとつが、社会的ヒステリー/集団的ヒステリーである。ネオコンをナチと同列に論じるのは、構わないが、「敵」の分析もないまま、ただ感情的に、断罪するのは、とにかく最悪であるし、その断罪こそ、アメリカが「帝国」であ…

ソール・ベロー追悼/アメリカ帝国

4/5に、ソール・ベロー Saul Bellowが亡くなっていた。享年89歳。数年前、ロスと合わせて、読んでいた時期があった。ピンチョンやバースやオルソンなどのアヴァンギャルドを読んでいたら分らない、アメリカのある典型?、なんといえばよいか、あるフツー…

神楽坂で会議。会議は踊る。

フランク・ステラ

この読書の前に、フランク・ステラ「ワーキング・スペース」ISBN:4828828214た。そういえばカラヴァジオから論を始めていたなと思い出したから。ステラもバロックっぽいと感じるだが、まだバロックの定義が不明。なんとなく。ロックでいや、クイーンがバロキ…

ドゥルーズ「襞」

ドゥルーズ「LE PLI 襞」目次 I 襞 1.物質の折り目 Les replis de la matiere 2.魂のなかの襞 Les pli dans l'ame 3.バロックとはなにか II さまざまな包摂 les inclusions 4.十分な理由 raison suffisante 5.不共可能性、個体性、自由 Incompossibilite,ind…