パゾリーニ「オルギア」

これは、当時行けなくて、後悔したもの。
翻訳は公表はされたものの、出版されていないので、残念。
とりあえず、データとして。
ドラマ・リーディング@世田谷パブリックシアター
演出:川村毅

物語:
復活祭の頃。ポー川近くに済むある夫婦。
寝室で、男が女を縛り、儀式が始まる。
ー僕は死んだばかり。僕の体は変な服装でロープにぶらさがっている。
僕の最後の言葉がここで響いている。
「やっと死をうまく利用したやつがいるな」
自殺した男のプロローグで始まり、6つのエピソードからなるこの戯曲は、死と性と欲望に取りつかれた男を女の声で溢れています。