レオンカヴァルロ

Ruggero Leoncavallo (1858-1919) 道化師 I PAGLIACCI

レオンカヴァルロはナポリ人。ナポリといえば、鹿児島の姉妹都市。正月に鹿児島にいって、ナポリ通りとあって、タクシーの運転手に聞いたら、ナポリ姉妹都市。火山もあるし、いいな。鹿児島。ちなみにぼくの血にも鹿児島の血は入っているらしい。4代か5代前。
 
 レオンカヴァルロは、ワーグナーのリングに範をとって、三部作「黄昏Crepusculum」を作っているという。これもいずれ。

 「道化師」初演は1892年。ミラノ、テアトロ・ダル・ヴェルメ。指揮はアルトゥーロ・トスカニーニ

マスカニーニの「カヴァレリア・ルスティーカーナ」と並ぶヴェリズモ・オペラの代表作とのこと。「カヴァレリア」の直接法よりも、技法的で、ワーグナーの半音階手法や、ライトモティーフの技法も取り入れられている。

ヴェリズモ。イタリアの自然主義・リアリズム。真実主義。「カヴァレリア」の原作を書いたジョバンニ・ヴェルガ(1840-1922)は「マラヴォリア家」で有名。