ジジェクのブレヒト

同書にはスラヴォイ・ジジェクフーコーラカンにおける主体の概念」が収められている。
この論は冒頭、ブレヒトの「イエスマン」「処置」を素材に、ブレヒトの主眼を「倫理的普遍性を宙づりにする倫理的命令」にみている。非常に興味深い論を展開しているようだ。これまたいずれ。