シューマン

fri.稽古のあと、ロベルト・シューマン「音楽と音楽家」購入。
当時すでに忘れかけられていたベートーヴェンを擁護。奥さんのクララにほれまくったブラームスを擁護。そして自分から精神病院に入ったが運のつき、孤独に餓死するシューマン
完璧なほどにロマン主義である。デュッセルドルフの橋からライン河に飛び込み、自殺未遂。ということは、あの小さな教会があったり古本屋があったり、差し込む光が妙に強くて印象的だったカフェらしいカフェの並ぶあの界隈を歩いていたのかもしれない。

 シューマンについてはロイ・ポーター「狂気の社会史」法政大学出版局に言及あり。
ポーターの本は読みやすくて、好著である。この本はニジンスキーヴァージニア・ウルフにも焦点をあてている。