ソクーロフの蒸気
sat.@新文芸座。ソクーロフ。圧倒的な「エルミタージュ幻想」。でもこの一発撮りって、考えてみりゃ舞台ではあたりまえのことだ。その意味で、映画が勃興して以来、ますます映画と舞台とは離れている(かのように認知されている)わけだが、エイゼンシュタインとメイエルホリドの関係ひとつとっても…てこれまえ書いたことだ。
光のフルコース。光フェチとしてはもう目が離せず、たまらなかった。
これはもうエルミタージュ美術館、行くしかない。
ちょっと叙情的にすぎるところを除くと、最高である。
「静かなる一頁」ドストエフスキーの罪と罰。
それにしてもオールナイトでロシア映画は、かなり厳しいw こんどタルコフスキやるみたいだがw
眠りながらも、ソクーロフの蒸気への執着が、ターナーを思わせた。ソクーロフの蒸気、すばらしい。