資本主義原論:交換について

以下、bのコメントへの返信だったが、あまりに「メモ」的なのでw


資本主義が何であるか?何でしょうね?まあ分るところから考えていかないと、こっちが破裂してしまう。ってすでに破裂してるんですが。

まず。利益の追求。
また懐かしい本を思い出した。岩井克人さんの「ヴェニスの商人資本論」。あの本、もうないな。
 ことなる社会(経済システム、価値システム…)間の交易=交換によって発生する利潤。いかに利潤が発生するのか、それは差異の利用?とかって話し。

 なにを交換するのか→商品論、商品化=価値付け論。
 いかに交換するのか→価値付けの政治学。…

資本主義の基礎論には、交換の問題があって、これまた根本的。

ま、とりあえず、資本主義は諸個人というか主体の行為によって構成されてるわけだが、その行為とは、利潤追求の行為。「金を儲けたい」という欲望と、それを実現する行為。

で、これが近代に…でも大航海時代って、産業革命の前だな。これもまた「世界史クロニック」を眺めようw
 
で、まああらゆる行為には政治的なレベルがある。利益追求行為の政治的効果?
 そこから搾取のこととか、階級問題というか、貧富の差とか、まあ利益追求に成功したものが隠蔽するたぐいのものがある。勝敗の力学。