啓蒙の終焉

今日はひさびさ、ゆっくりできた。リハが続くと、どうにも頭がつまってしまう感じがある。悪循環なんだろうか。あれがああでこれはこうだから、あれはこうなるし、あと、あれもある。いや、これは違う。これはアイデアに関することだ。
 条件がこうなのだから、それはまずい、と。つまり、条件にまつわる事柄が、やはり一番、ネックなんだ。しかも、今回、コラボレーションだから、納得してもらわないと、いろいろ他へと波及する。
 山を超えたと思ったら、なにもやってなかったことに気付かされ、愕然として、奈落の底へ。
そこからまた這い上がらないことには、上演は成立しない。はー。
 やっぱり、「対話」って、ほんとにむずかしい。「対話的理性」なんてだれかハバーマスかなんかがいってた気がするけど、疲れますわ。その意味で私はまだほんとうに、若いんだろうな。でも、年取ったひとが「対話的理性」が高度であるとは、経験的にとても思えないから、…これが「啓蒙の終焉」?「歴史の終わり」?