神経系混乱とsoul

咳で死にそうである。夜も一時間くらいしか眠れない日が続く。眠ろうとすると、咳が起こる。悪夢のようだ。「のよう」ではなく、「である」。本当に死ぬのかもしれない。笑ってもいるが、本当に死ぬのかもしれないw この状態が続くことを考えたら、恐ろしい。
 咳も地獄であるが、眠れないというのがほんとうにつらい。うつらうつらすると、咳が出る。またうつらうつらすると、今度は咳を耐えようとして、唸りだしている。そしてその自分の唸り声で目が覚める。これははじめ苦しくて、うなされ、なにか夢見て語ろうとしているかと思いきや、どうもそんな夢を見た記憶もその夢の感触もない。
 それで、さっき分かったのだが、咳反応というのか、咳が出そうになるというのは、なにか気管に刺激があって、むずむずして、咳となるのだが、そのむずむずを、なんとかしようとして、体が自動的に、ウゥーとかムゥーとかいう声を響かせ、なんとかまぎらわそうとしているのだと気が付いた。これ自体、なんということもないのだが、つまりかゆいとこを寝ながらでも掻くようなもの。でも、唸り声が、悪夢でなにかに追われてるとか殺されるとか殺すとかそうした内容に伴う反応ではなくして、内容なしの、自動反応。
 なんにしても神経系もおかしくなってる。

本番まであと3週間。リハーサルも山場。きつい。障害に弱いとかいわれるし。三連なんすけど。精神も身体も倒れたとあらば、あと頼みは、魂か。soul.そういえばピエールさんがダンスのfoodという表現を使った。soul food。