阿佐ケ谷のいまにも消え入らんとす昔ながらの古本屋川村書店で。
鷲尾 雨工「吉野朝太平記」全五巻。東都書房。昭和33年。
松田寿男「著作集4:東西文化の交流II」
金時鐘「「在日」のはざまで」
荒畑寒村「寒村茶話」
勝海舟「氷川清話」
やっぱりこういう「いまにも消え入らんとす」古本屋で漁るのは楽しい。
この手の古本屋はほんとにこれまでも消えて行ったしこれからも消えて行くからなおそう思う。
池尻の江口書店も、多分あの眼光鋭き御翁もおられないだろう、と、調べるとまだ書店はあるようだ。
吉野朝太平記は1500円だった。調べると5000円とかするからこれは好運。