2004-12-13から1日間の記事一覧

思弁的なるものの中間休止

「思弁的なるものの中間休止」『近代人の模倣』所収、である。「バタイユ以降、弁証法、つまり死についての理論は、演劇を前提としている」ここでいう弁証法とは、バタイユを経由したヘーゲルであり、 ○運命と死への抵抗、あるいは、支配。 ○否定的なものの…

メタフラシス

ラクー=ラバルトの「メタフラシス」、前にもこのブログで書いたが、ノートをとりはじめてみよう。 p16「ヘルダーリンにとって悲劇的なものとは、カントのいう形而上学的衝動、<理性>の衝動そのものである」 「悲劇的過ち=ヒュブリスとは、形而上学の行き…

ヘルダーリン

ヘルダーリンについてキーワードを作る。キーワード作るのは、意外と楽しい。自分でも漠然としていたデータが、まとめるという作業のなかで、整理されていく。精神衛生上も、いい。没頭するしかないし、集中できる。複数の文献をあたることになるし、年譜作…