2007-11-16から1日間の記事一覧

兵庫県三木市細川町の「脇川山」

兵庫県三木市細川町に「脇川山」があり、「脇川集落」もあった。教海寺という寺に関する。室町時代地誌「峰相記」にも記述あり。秀吉に逐われたとある。 MB好きの方が写真をネットに上げておられ、おかげで、その旧字体の「ワキ(出てこない)」が母いわく、…

壱岐 

壱岐にも脇川家がいる。 壱岐の三富朽葉という詩人の先祖のなかに、三富家の嫁が「沼津小牧の脇川家」より来たとある。 沼津?という感じではあるが、これも「海の道」で繋がる。

新潟県岩船郡の「脇川」と烏帽子岳

また、酒田市にほど近い、新潟県岩船郡には「脇川」という川がある。「今川」と「水無川(寒川)」との間にある。また、近くに、「烏帽子岳」もある。標高は489m。この記述は、小佐世保出身の脇川人にしか分からないだろうが、佐世保にも「烏帽子岳」はあり…

「粟島浦村」

ネット検索で、山形県酒田市にある海向寺にある「粟島さん」という石にまつわる伝説があった。「粟島水月観音伝説」といい、そのなかに脇川姓の若い女性のことがでてくる。「粟島の脇川家」の「嫁」「姫」のお産を助けた坊主の話しのようである。 伝承の内容…

「阿児奈波」と「琉球」

邪馬台国論ではむろん地名の特定が重要で、ついおもしろくなり、1955年より改訂を重ねている「日本史年表・地図」吉川弘文館をようやく買うと、これもまあ一々地名などが興奮させてくれる。 松浦が「末羅」であったり、8ー9世紀の地図では「阿児奈波」が「…

「邪馬台国論争」

また佐伯有清「邪馬台国論争」などを読み、九州説と畿内説の「紛争」が傍から見ると滑稽なまでに執拗で、ついでネットで検索してみると、これまたものすごい。 あるサイトでは、綿密厳密にこれまでの説を詳細に検討しながら、「投馬国」の「投馬」は「トマ」…

アジアの東/海

咳がもう三週間止まらない。最近は東アジアの歴史をずっと調べていて、古代朝鮮、中国史、日本史関連を漁っていた。 もう、「ネタ」はやまほどあるのだが、その断片ひとつひとつが重要で、刺さってくるようなインパクトを持っている。 網野善彦さんの仕事「…