グッとして、アメリカ

 アメリカ、ということで、とりあえずstudy用に、
 
 古矢旬「アメリカ 過去の現在の間」岩波新書アメリカ 過去と現在の間 (岩波新書)
藤原帰一「デモクラシーの帝国」岩波新書デモクラシーの帝国―アメリカ・戦争・現代世界 (岩波新書)

を購入。

 新書買うのもひさびさな感じがする。学生のころは新書読んでいたのに、いつからか読まなくなっていた。
 でも新書で、一般教養的に知見を広めることは、必要。

藤原氏の著者よりのメッセージとして、、しおりに、「アメリカが好きだ。…それだけに、過去二十年のうちに、異質な他者に不寛容な国に向かったことがどうにも悲しかった」とある。これにはグッとくる。
 
 以前の記事で、マザーカルチャーとしてのアメリカということでいいたかったのもそれに類似する感情だhttp://d.hatena.ne.jp/kairiw/20050201。基地の町。こどものころは、基地でハロウィンとかも、たしか弟が、基地の英語教室に通っていたから、その流れで、ついていったのだった。だから二度ほど生のwハロウィンは体験しているw
 ともあれ、以後もアメリカの文化を追い掛けた。映画と音楽。おかげで以後、軍国主義の教師つまり実際に大平洋戦争に従事し、戦後、右翼教育に従事してきた教師には睨まれたし、結果、放校されるにいたったわけだった。おかげで漢文は生理的に嫌悪しているw…でも、漢文自体、滅亡したとも聞いたw…たしかに漢文などを学ぶより、中国語やる方がいいだろう?…うーむ、でも日本での漢籍はそれはそれで独自な歴史がある。日本語の歴史を学ぶということであれば、漢文も必要だが…。日本語をどうするかということか。
 
…とはいっても、わたしはよっぽどでもない限り、イデオロギーでひとを判断しないようにはしている。それは右翼でも民族派でも、尊敬する教師・人物はいたからだった。
 イデオロギー、思想よりも、むしろそのプラチック?な面の方が重要で、私はそこで判断してしまう。
そしてそれ以外に判断基準はないとすら思っている。
 ま、行動/行為ですな。あるいは、イデオロギーの具体化、リアライゼーションのレベル、である。