レーベジャフ「アイスクリーム」
ラクトフルーツのエントリーで触れたアイスクリームおじさんの絵本が偶々見つかった。もろロシア・アヴァンギャルドの絵本であった。翻訳だったというわけだ。
23ー25頁に、絵本「アイスクリーム」が収められている。
1929年出版。詩:サムイル・マルシャーク、絵:ウラジーミル・レーベジャフ
アイスクリームを食べ続け、ついに立ったまま雪だるまのように凍りついてしまう、太った紳士の話し。
当時のネップ(新経済政策)下での新興成金への諷刺だという。
それにしても、この点描画風の赤や黄色やオレンジのアイスのうまそうなこと。