2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

終わったかと思いきや、また別の棚、別の部屋の未整理本の群れに気づき、再整理。あほくさい。 松田道雄さんのアンソロジー「脱俗」むちゃくちゃなつかしい。 大西巨人「俗情との結託」野間宏の真空地帯について。辻潤とか、読んでたな。 新潮45の古い号、…

由良君美「みみずく偏書記」青土社。 ブレイクの「月の島」 old corruption フェノロサ 洋学派としての柳田國男 郡虎彦 由良さんの文章、大変いい。講義を聞いてみたかった。郡司正勝「かぶきの美学」演劇出版社 正宗白鳥、谷崎潤一郎らの「痴呆の芸術」 能…

雲の帳

夜の空が黒かった。あんなに黒い雲はすくなくとも最近は見たことがない。 夜の空といえば、年末、阿佐ヶ谷の家の近くで、見たときの空、月、雲はすごかった。 パノラミスティックというのだろうか、付近には高いビルもなく、ただ異様に高い木が数本あるだけ…

文化と人生、焚書(的)

そういえば、昨日はすごい渋滞だった。普段ならありえない光景。こうしたこと、つまり地方都市が正月には混雑することは、むろんいまに始まったことではないし、またぼくは何度か東京で正月を過ごしているので、都心がガラガラになることも知っているわけだ…

朝はやく目が覚めた。 小学校まで散歩。ノスタルジア、感傷の念は起きない。 すでに数年前、十分堪能したからだろうか。 いつかだったか、この、幼年期を過ごした地域を、散歩したとき、 しきりにノスタルジアの感情に襲われた。 夏の方が、喚起されるのかも…

何年ぶりかの実家での正月。 ロメールの弟のシェレールの歓待論を飛行機のなかで読む。歓待のユートピア―歓待神(ゼウス)礼讃作者: ルネシェレール,Ren´e Sch´erer,安川慶治出版社/メーカー: 現代企画室発売日: 1996/10/01メディア: 単行本 クリック: 3回この…