ラプランシュ/ポンタリス「精神分析用語辞典」

スフィアメックスで折り込みのあと、神保町へ。ついおとといに綾原と来たが、ひとりで来るのはほんとうに久しぶりだ。一時は、毎週のように来た町。親父が学生のころ神保町に住んでいたという話しを聞いて、なー!うらやましいといったのを思い出す。
 海上さんに、こないだ何を読んでるんですかと聞いたら、最近は読んでいない、ただ2ヵ月前にラプランシュ/ポンタリス精神分析用語辞典ISBN:462202280X聞いて、渋い!と思い、欲しくなった。
 明倫館にあったので、買った。フロイトラカン辞典もよさげだが、9500円もするので、諦めた。たしかに精神分析のように、専門の術語が多い領域は、辞書なしには理解できるわけがない。
 大学一年のころ、辞典にはまっていたのを思い出した。平凡社の哲学辞典、社会学辞典、ヘーゲル辞典、そう、弘文堂は辞典をよく出す。カント辞典、ニーチェ辞典、現象学辞典…関曠野さんの忘年会で、弘文堂に勤めていた福岡出身のなんとか君に会ったこともあった。文庫主義者だったな、彼。すじたさんはげろげろ吐いていたな。
 都丸書店のころだ。

 本/古本屋を巡る話は尽きない。
 
 新しい古本屋も増えて、やっぱり神保町はいい。