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塩谷賛「幸田露伴」

中公文庫。上、中、下1、下2の全四巻。 どこの古書店だったか忘れたが、ゾッキ本棚のなかに上巻と中巻だけがあり、しかも100円とかだったかと思うが、もちろん買った。 たしかその時には、露伴ブームが自分のなかで去ったあとだったので、結局まだ読ん…

ブックログ:イマオペ>>ビブリオティック<<

ブックログというサイトhttp://booklog.jp/で、本棚を作り始めた。 イマージュオペラ>>ビブリオティックhttp://booklog.jp/tana.php?ac=kw私の場合、目的は、自分の蔵書整理。減らしたいのに、減らない。とはいえ、最近は、以前よりも恒常性を保っている。そ…

ラオコーン

レッシング「ラオコーン」(1766)速読。しかし、この本、速読してもあんまり面白くない。ピロクテーテスとの比較対照は、じっくりつきあってみたいと思った。叫びについて。 形式選択と目的について。 瞬間 原書にあたらないと分からないが、「絵画」って「BI…

フュースリ、クールベ

ハインリヒ・フュースリのカタログ、クールベ 購入。 クールベについては、カシュニッツのが欲しい。 フュースリは、まだよく知らないのだが、数日前、トイレでロマン派絵画についての本読んでたら、あって、それでパラパラ見ると、なんかブレイクっぽいなと…

新野守広「演劇都市ベルリン」

新野守広さんの「演劇都市ベルリン」ISBN:4846202933 この本、2000円で、超お買得である。しかも、ハイナー・ミュラーの「ハムレット/マシーン」の上演台本も掲載されている。ミュラーの「ハムレット/マシーン」とは、シェイクスピア「ハムレット」と…

アーネスト・ゲルナー「語と物」

Ernest Gellner,words and things,routledge. はじめてアマゾンで購入。ゲルナーは、いままで社会人類学者として、興味を持っていた。しかしその論の運び方が、すさまじく新鮮で、かつては新進気鋭の哲学者で、この「語と物」を巡って、スキャンダラスな議論…

ガリンベルティ

ウンベルト・ガリンベルティ「七つの大罪と新しい悪徳」 自分の現在の関心とリンクしまくってる本を発見。 マンデヴィル。「蜂の寓話」を以前売却したことにきづき、また愕然。本はよっぽどじゃない限り、手放してはだめだ。とくに、古典系は。まさかもう再…

ルネ・シェレール「歓待のユートピアZEUS HOSPITALIER」歓待のユートピア―歓待神(ゼウス)礼讃作者: ルネシェレール,Ren´e Sch´erer,安川慶治出版社/メーカー: 現代企画室発売日: 1996/10/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (9件) を見る

第七章「行きずりの客:パゾリーニ『テオレマ』」 1.ヤハヴェの複合体 2.望ましき異邦人 3.MI HAI SEDOTTO,DIO 神よ、あなたはわたしを誘惑された 4.射影幾何学 5.IN QUELLA LUCE OSCURA この暗い光のなかで 6.自己の空虚 1':フィロン。グノーシスの寓意主義…

「旧約聖書:創世記GENESIS」

アブラハム、ロト、サラ…ハガル ソドム。ソドミー:男色について。 イサク、イシュマエル、 ヤコブ、 ヨセフ、Imago Dei 神の像アダーマー=土、アーダーム=人原因譚Aetiologie,aetiology→

パスカル「パンセ」

1。幾何学的精神、繊細な精神:精神および文体について 演劇、雄弁、「秩序」言語、詩的な美… 2。人間について:神を持たない人間の悲惨 モンテーニュとシャロン、無益にしして不確実なデカルト、想像力、自己愛、気晴らし、この世の空しさ、人間の悲惨… …

ミルチャ・エリアーデ「オカルティズム、魔術、文化流行」オカルティズム・魔術・文化流行作者: ミルチア・エリアーデ,楠正弘,池上良正出版社/メーカー: 未来社発売日: 1979/01/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る

学習過程13 スティグ・ウィカンデルのフランス作家研究があるらしい。ミシュレよりマラルメ。流行、人気と、不満、衝動、ノスタルジアテイヤール・シャルダン、 レヴィ=ストロース マクロヒストリーへのノスタルジア35 ものchoseについて。33、ロブ=…

ラプランシュ/ポンタリス「精神分析用語辞典」

スフィアメックスで折り込みのあと、神保町へ。ついおとといに綾原と来たが、ひとりで来るのはほんとうに久しぶりだ。一時は、毎週のように来た町。親父が学生のころ神保町に住んでいたという話しを聞いて、なー!うらやましいといったのを思い出す。 海上さ…

ジジェクと邂逅

青山で折り込み終わったあと、古本屋でジジェク「身体なき器官」購入。 新刊で買う寸前だったので、ラッキー。でも新刊を古書店で買うというのは、みなやることであるが、不思議なのはそのルートだ。まさか購入したひとが読んで売るわけでもあるまい。推測だ…

ニーチェ/クロソウスキー

ああ、ニーチェ先生!!いやいや、クロソウスキー先生というべきだ。昨日からピエール・クロソウスキーの「ニーチェと悪循環」を持ち歩き、電車のなかや喫茶店やそば屋やホームで読んでいる。すばらしい。本番3日前なのに、これだけ面白く興奮させられると…

シェリングの肖像写真

五反田でマーボードーフ。本屋で、ベンヤミン「写真小史」ISBN:4480084193、牧野信一「ゼーロン・淡雪」ISBN:4003112814。 いずれも前々より買おうと思ってたもの。とくに前者は、そういえばシェリングの恐い肖像写真が入ってたはずだとページをめくったら、…