Marxists Internet Archive

http://www.marxists.org/
それで、Marxists Internet Archiveを見ていると、なんとほとんどマルクスのテキストが読める。また、グラムシとかも英訳でいくつか読める。カントなどは当然としても、ラッセルやローティに、なんとクワインの部分的テキストまで。膨大なコンテンツである。
しかし、まだよく調べていないが、廣松渉さんなりの日本のマルクス研究がほとんど掲載されていない。そうか、英訳は出ていないのか(たしかにあの文体を翻訳するのは…)。このことからいろいろな方向へと問題を展開できるが、日本のマルクス主義は「孤立」しているのか、より正確には、鎖国的な状態にあるのか、それともたんに言語帝国主義の問題なのか。
(→かつての一国マルクス主義ナショナリズム/民族自立との融合状態。対し、今日のナショナリズムとの比較。…)