2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

イデオロギー

昨日の記事で、言語/記号主義が、「実感主義」と抵触するという展開になって、そこから「実感主義」の解剖を始めたのだが、なかなか問題対象としての構成がしづらく、話しが支離滅裂(これはいつものことだが)になるわヤバイ話しになるわで、公表を控えた…

パース 

作業仮説としての命題を設定して、そこから探索をはじめる仕方。これは演繹法deduction。 でも、私の場合、その初発の命題は、単一ではない。いくつも、小さなテーマがある。その小テーマをある程度は選択するとしても、そこは決定しないようにしておく。開…

theme/thematique  

テマティックとはthematiqueだが、つまりテーマthemaということだが、テーマって、主題と訳される。ロワイヤル仏和中辞典によれば、命題、題目、語幹、作文…とある。 命題は、テーゼthese。theorem定理とも関連。厳密にするなら、命題と主題とは分化した方が…

ブックログ:イマオペ>>ビブリオティック<<

ブックログというサイトhttp://booklog.jp/で、本棚を作り始めた。 イマージュオペラ>>ビブリオティックhttp://booklog.jp/tana.php?ac=kw私の場合、目的は、自分の蔵書整理。減らしたいのに、減らない。とはいえ、最近は、以前よりも恒常性を保っている。そ…

ラオコーン

レッシング「ラオコーン」(1766)速読。しかし、この本、速読してもあんまり面白くない。ピロクテーテスとの比較対照は、じっくりつきあってみたいと思った。叫びについて。 形式選択と目的について。 瞬間 原書にあたらないと分からないが、「絵画」って「BI…

ラ・トゥール

art

日本で初の、そしておそらくは最後の(と「御挨拶」に書いてあった)ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(1593-1652)のレトロスペクティブ。@国立西洋美術館 〜5/29日まで。カラバッジェスキといわれたラ・トゥール。でも、松明の光源を画面内に収めるというのは、…

美学者加藤哲弘さんのサイト。http://web.kyoto-inet.or.jp/people/katotk/

池田龍雄

池田龍雄と、語る夕べ。―現代美術の今とむかし―美術界の半世紀を行き通した池田龍雄が、戦後から今日にいたる日本現代美術をギャラリーで語る全7回シリーズ。これまで池田龍雄氏は、1945年以降の日本現代美術について、あらゆるところで、多くを記し、時間を…

ルネ・ユイグ

リンクを遡ったら、ルネ・ユイグというひとに出会った。コレージュ・ド・フランスの造形芸術心理学講座を担当。ISBN:4267011605 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0140.html http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/listmania/list-browse/-/1O5NGGJXZ…

J.J.ルソー

音楽家としてのジャン=ジャック・ルソーについての詳細なサイト http://www.osk.3web.ne.jp/~nityshr/jindex.htm

ダンディズム

まつやで「油田」打ち上げ。でもほんとうにうまいよねー。神田まつやは、値段、味、雰囲気の総合点で、とりあえず日本一の蕎麦屋だと、始めていった時から思っているが、やはり一番。でもま、すでにここで満足してしまっているので、他のそばを食べ歩くこと…

セール「両性具有」:彫刻

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ミシェル・セール「両性具有」法政大学出版局 図書館で借りて、昨晩、一気に読む。大変示唆深い本。もうこれだと、購入するしかない。ちなみにこの本は図書館で保存書庫に入っていた。公共図書館の基準知らないが、借りられない本は、お蔵入り、みたいな気も…

レオパルディ

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そうして、もうひとり、ジャコモ・レオパルディ(1798-1837)。レオパルディのついては例のカルヴィーノ「文学講議」。indefinito限定されないもの。infinito無限なもの。…未完成… 「…快いものは、星、人間などの無数の眺め。多様で、不確かで、混沌としていて…

マンゾーニ

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イタリアの19世紀でいうと、なんといってもアレッサンドロ・マンゾーニ(1785-1873)。「いいなづけ」(1827)もまだ読んでいなかった。でも、冒頭のコモ湖の描写だけで、ああと感嘆した。なんという描写力。 マンゾーニの母方の祖父がヴォルテールの友人であ…

レオンカヴァルロ

Ruggero Leoncavallo (1858-1919) 道化師 I PAGLIACCIレオンカヴァルロはナポリ人。ナポリといえば、鹿児島の姉妹都市。正月に鹿児島にいって、ナポリ通りとあって、タクシーの運転手に聞いたら、ナポリと姉妹都市。火山もあるし、いいな。鹿児島。ちなみに…

18c/19c

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なんか、バルザックと19世紀って図式というか関係を作ったら(古典的にバルザックとその時代でもいいが)、バルザックさんは1799年生まれで、1850年没されているのだが(しかしウチの親父と同じく51で死んでるのか)、これはアタリマエ、19世紀前半。で…

Beethoven

・ポリーニのベートーヴェンLudwig van Beethoven(1770-1827)/ Maurizio Pollini,1988,ミュンヘン Sonate No.17 d-moll op.31 No.2 >>Der Sturm Sonate No.21 C-dur op.53 >>Waldstein Sonate No.25 G-dur op.79 Sonate No.26 Es-dur op.81a >>Les Adieux

→乙女なバルザック(本人に会ったことないが似てないと思う)

「労働階級と危険な階級」

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・ルイ・シュヴァリエ「労働階級と危険な階級?SBN:4622034875 ああ。卒論「関心と関与-明治期における貧困言説を巡って-」のときに購入したもの。市村弘正さん経由で。通読できないまま放置。しかし奇跡的に売却の危機より免れたもの。バルザック、ユゴーら…

フォション、ゴンブリッチetc.

・アンリ・フォション「かたちの生命」 ・E・H・ゴンブリッチ「美術の歩み」上下 ISBN:4568400287 これは古本屋で。まけてもらって\2000 ラッキー。・マンガ量子論入門 ・福原泰平「ラカン」 \1500新装版。それにしてもこの新装版の値段は好ましい。図書館で…

 ロマネスク

ロマネスクについて。バルザックなもんで。ま、顰蹙買うんだろうけど、不思議なのは、なぜ嫌悪されるか、である。なにが?わたくしが。アブジェクシオン。そうだね、境界侵犯なんだ(笑)。知らなかった。そんなところに境界があるんだ。ダンスに言葉は関係…

ノーノ

ルイジ・ノーノの La Lontananza Nostalgica Utopica FuturaとHay Que Caminar, Sonando, for Two Violinsが入ったのを。ギドン・クレーメルも参加。 ドイッチュ・グラモフォン。

モーツァルト

ピアノ変奏曲vol.3 k.455,k.460,k500,k.573,k.613 モーツァルト、やっぱりすべて把握しないといけない。聞いてない曲がまだまあだある。

チマローザ/ベートーヴェン

チマローザは、まあいろいろあって、「秘密の結婚」が有名だが、とりあえずレクイエム。 チマローザは、スタンダールが、シェイクスピア、モーツァルト、イタリア絵画と並んで愛した作曲家。ちなみにバルザックはベートーヴェンが好きであったらしい。ちなみ…

ガレージパンク

タワーにチマローザを探しにいく。wポイントサービスだったので、Question Mark & the Mysterians タワー本社の会長かなんかのアメリカ人のひとが、パンク特集のパンフレットで、唯一推薦していたもの。 ガレージパンク界隈ではそれなりに有名らしいとはa。…

フュースリ、クールベ

ハインリヒ・フュースリのカタログ、クールベ 購入。 クールベについては、カシュニッツのが欲しい。 フュースリは、まだよく知らないのだが、数日前、トイレでロマン派絵画についての本読んでたら、あって、それでパラパラ見ると、なんかブレイクっぽいなと…

私の眼球譚

二日前、コピー機を解体していたら、眼にどうやら、小さな破片が入ったようで、しかもその眼は左目で、5年前、角膜移植手術をした方だったので、恐くなり、ネットでいろいろ探した。結局、渋谷の加藤眼科というところにした。角膜の表面にすこし傷がついて…

新野守広「演劇都市ベルリン」

新野守広さんの「演劇都市ベルリン」ISBN:4846202933 この本、2000円で、超お買得である。しかも、ハイナー・ミュラーの「ハムレット/マシーン」の上演台本も掲載されている。ミュラーの「ハムレット/マシーン」とは、シェイクスピア「ハムレット」と…